キロ・クラス
著者:パトリック・ロビンソン
訳者:伏見 威蕃
すこし時間がかかりました。
パトリック・ロビンソンの軍事スリラーです。
厚いです。 長いです。 最近、簡易にライトなノベルばかり読んでいたので、ちょっと疲れました。
しかし。ライトにはない、重厚な世界観があり、人間関係がありいろいろな話に関連性があり面白さがあります。
中国が購入するロシアの潜水艦 キロクラスを闇に葬り去るアメリカの話です。
これだけでは、すごく悪役な米国ですが、それを感じさせない軍事情勢と人間性が描かれています。
しかし、冷静に見ると酷いことをしているのは間違いないですが・・・
ただし、英国人であるロビンソンがこれを書いているので、独りよがり感が無いのかも知れません。
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