ページビューの合計

2011年12月14日水曜日

特別執行機関カーダ

特別執行機関カーダ
著者:クリス・ライアン
訳者:伏見 威蕃
ハヤカワ文庫

 クリス・ライアンの冒険というよりもスパイ小説。
 殺しのライセンスではありませんが、国の敵と目される人物を抹殺する秘密政府組織。
 ところどころに本当の話や地勢、政治、技術が散見されるため、よりリアル差があり、厚い本ながら読了しました。
 翻訳前の「THE HIT LIST」も趣のある書名であると思うので、タイトルのつけ方もいろいろ気になります。
 昔の映画も原題と邦題とでイメージが変わるところがありましたので、そのようなところがあるかが気になりました。
 ストーリも二転三転どころが四転五転の展開で本当の敵、味方誰なのか、真実が人を救えるわけではないことも、良く練られていると感じました。
 本当に最後までだまされたようなところもありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿