特別執行機関カーダ
著者:クリス・ライアン
訳者:伏見 威蕃
ハヤカワ文庫
クリス・ライアンの冒険というよりもスパイ小説。
殺しのライセンスではありませんが、国の敵と目される人物を抹殺する秘密政府組織。
ところどころに本当の話や地勢、政治、技術が散見されるため、よりリアル差があり、厚い本ながら読了しました。
翻訳前の「THE HIT LIST」も趣のある書名であると思うので、タイトルのつけ方もいろいろ気になります。
昔の映画も原題と邦題とでイメージが変わるところがありましたので、そのようなところがあるかが気になりました。
ストーリも二転三転どころが四転五転の展開で本当の敵、味方誰なのか、真実が人を救えるわけではないことも、良く練られていると感じました。
本当に最後までだまされたようなところもありました。
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