原潜デルタⅢを撃沈せよ 上/下 [THE SEVENTH ANGEL]
著者:ジェフ・エドワード
訳者:棚橋 志行
文春文庫
退役された方が書いているため、技術的なものや行動、考えかたがありえそうでリアル感があります。
話としては、リアル感があり、イケイケドンドンな偏りも少なくて面白いです。
戦争や軍事、行動に対する葛藤もなかなかです。
日本に住んでいて平和ボケをしているためかも知れませんが、ロシアは敵で、米国バンザイ、世界の平和はまだまだ守っているよ的に感じてしまう部分もありました。
冷戦が終わって、テロ、個別紛争な世の中になっていますが、やはり核の問題は拡大している点は、描かれているとおりで、もっと世の中で認知されても良いかも知れないと改めて考えました。
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