2015年4月14日火曜日
宇宙軍士官学校ー前哨ー7
宇宙軍士官学校ー前哨ー7
著者:鷹見 一幸
ハヤカワ文庫
”魂の試練”を受けて急展開、粛清者の侵攻が始まり士官学校生のはずが、外人部隊のような位置づけで出陣です。
勝ち点をとれば負けな部分もありながら順調にポイントを取ってゆく、最後にはまた1ポイントゲットな展開が予見される終わり方でした。
なにか落とし穴がありそうでもありますが、成長物語的な英雄譚はファンタジーの王道、定番です。
やはり足を引っ張る人たちや同じように面倒な人が育ちつつある後衛も地球人類として活躍しそうです。
楽しみなのですが、粛清者とは何者か? またケイローンより上位の人たちや本当の人類の祖先ななぞは解かれていません。
実際に解かれてゆくのかも楽しみになってきていました。
2015年4月6日月曜日
海の男/ホーンブロワー・シリーズ5 パナマの死闘
海の男/ホーンブロワー・シリーズ5 パナマの死闘
著者:セシル・スコット・フォレスター
訳者:高橋 泰邦
原題が「TheHappyReturn」ですが、邦題は パナマの死闘 確かに邦題はなかなか良い題名に思えますが、原題でのHappyもいろんな意味に取れてどれにかけているのか?気になるところです。
結果的には、よい方向になった航海ですが、紆余曲折がありすぎる、二転三転どころか四転五転、大どんでん返しですね。
稚拙な感じもあるのですが、恋話もあり、後の話にいろいろと展開しそうなものが目白押しです。
若いホーンブロワーの話からですが、出版されたのは、この話からとのことなので、なかなか難しいところですね。
帆船や軍隊のことがやはり根本がわかっていないのかもしれないけれど、今後海軍提督まで登りつめるはずのホーンブロワーの活躍を楽しみに次の巻を手に取ることにします
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