逆境戦隊× 1巻と2巻
著者:坂本康宏
ハヤカワ文庫JA
日本SF新人賞で佳作をとって、劣等感を武器に戦う戦隊ヒーローの帯に興味を持ち購入し、積読していた本です。
時間が出来たので手を出してみました。
戦隊ヒーローネタをベースにいかにもな設定、いかにもな展開なんです。 かつヒーローの動機も正義に燃えるわけでもなく個人的な理由なんです。
台詞回しもクサイ感じなんですが、面白いのです。
SFアクションにありがちな荒唐無稽なシーンは無く、普通に町にありがちな背景があって、欲望があって、その欲望が力の源になって、漫画やTVのようにイメージを持ちやすいのです。
そのためかすんなり話の世界に入りこめました。
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