日記の手がかり ナンシー・ドルーミステリ7
著者:キャロリン・キーン
訳者:渡辺庸子
毎回思うのですが、この小説が、1932年に書かれていて、約80年も前の作品だとは思えないほど自由でしっかりした18歳の主人公です。
現在も続いているというのもびっくりですが、日本で言うところの少年探偵団のような少女探偵です。
さすがにジュブナイル系なので、殺人や残虐なシーンなどはありませんが、行動力があってすばらしいです。
今回も家が爆発するというちょっとありえない事件から始まりますが、いたってシンプルに推理され解決に向かいます。
ただし、単純に事件が進むだけでなく、複合的に事件が発生することで、複雑さが出てきています。
ジュブナイルとなっていますが、大人で合っても十二分に楽しめます。
2010年9月10日金曜日
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