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2011年7月31日日曜日

別冊図書館戦争Ⅰ

別冊図書館戦争Ⅰ
著者:有川 浩
角川文庫

 なぜかあらすじやあとがきに甘い恋愛話になっているからご注意をな但し書きでしたが、結構本編からしてそうでしたから、あまり気になりませんでした。
 それより、危機管理や自己規制のようなものの考え方については、共感するところがありました。
 分かっているけれど止められないところや規制ばかりがエスカレートしてゆくのは、本当に組織や心情だけでは解けないところです。
 良いバランスが取れるといちばんよいのでしょうが、なかなか気づけないのが本当です。
 っといっても話を楽しむのにあんまり考えすぎるのもダメなので、楽しんで、少しは視野が広がるのが良いのでしょう。
 問題提起のひとつにはなっていると思うので、すこしは周りを見回してゆこうと思います。

2011年7月25日月曜日

僕と彼女のゲーム戦争

僕と彼女のゲーム戦争
著者:師走トオル
イラスト:八宝備仁

 FPSの意味があんなものだったとは初めて知りました。 とは冗談ですが、CODなどをやったことがある私としては、なかなか楽しめました。
 まだまだ人とは行った経験が少ないので、ネットも含めて対戦などやってみたくなりました。
 あと、アンチャーも転がしているので、いちどちゃんとやってみよう。

 それと、単発の話だとおもっていたら、続編がありそうですねぇ
 特殊能力は置いておいて、ゲームにのめりこむ部分は、実感がこもっているので楽しめそうです。

「危機管理・記者会見」のノウハウ

「危機管理・記者会見」のノウハウ
東日本大震災・政変・スキャンダルをいかに乗り越えるか
著者:佐々 淳行
文春文庫

 東日本大震災の復旧・復興がまだ足踏みしているように感じるなか、なるほどと思うことが多く書かれています。
 本当のところは分かりませんが、著者の分析のとおりであれば、この本を参考にしてでも改善してほしいところです。
 帯にもあった「憂いなければ備えなし」は本当にそうおもいました。
 ひとつひとつの内容は、普段感じたり思ったりすることごとですが、長年の経験から一貫して、経験値として蓄積、まとめられています。

 普段の生活や言動にも思い当たる内容もあったのですこし気をつけてみようかなと思います。

2011年7月18日月曜日

氷結鏡界のエデン7 空白洗礼

氷結鏡界のエデン7 空白洗礼
著者:細音 啓
イラスト:カスカベアキラ

 氷結鏡界のエデン7を読了です。
 そろそろ佳境に入ってきたのかなとおもったら、第一楽章(エピソードⅠ)の終了だったとこのことです。
 第なん楽章までの構成で進めているのか気になるところですが、確かに一区切りついた形です。
 宿題ばかりで、投げ出されたように感じる部分もありますが、黄昏とつながってきている世界も気になるところです。
 第二楽章での展開に期待です。

2011年7月12日火曜日

ビブリア古書堂の事件手帳

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
著者:三上 延
メディアワークス文庫

 古書や古本屋のお話と聞いて手に取りました。
 あまり派手な感じもしなかったので落ち着いた書に関する逸話的なものかなぁと勝手に思いながら読了です。
 探偵というほどでもないですが、安楽椅子探偵っていうのでしょうか、人の話を聞いて謎や疑問を解決してゆきます。
 ちょっとイメージしてしまったのが、文学少女です。
 本好きで文学や本に関することはスイッチが入ったように性格がかわり普段は駄目な人で、けれどちょっとした会話から謎や疑問や隠したいことまであきらかにしていまいます。
 
 面白く読めたのですが、どこか既視感を感じながらでした。 なぜなのでしょう
 

2011年7月5日火曜日

彼女は戦闘妖精8

彼女は戦闘妖精8 
著者:嬉野秋彦
イラスト:フルーツパンチ
ファミ通文庫

 戦闘妖精8巻、終局に向かっているのが感じられます。
 関係者も勢ぞろいとなり、片方からの視点ながらいろいろな謎が語られています。
 実際の世界の姿はまだ見えていませんが、透けてみているところでは、初期に語られていた楽園は程遠そうです。
 次巻が最終巻と予告されているので、決着が楽しみです。