魔法プログラマー@ウィズ 大魔道師の召喚
著者:リック・クック
訳者:田辺 千幸
ハヤカワ文庫FT
シリーズ名の魔法プログラマーってワードが目に付いて購入しました。
匠の技を師弟制度な魔法をソフトウェア技法(ネタ)で体系化し汎用化を進めたように感じた内容でした。
年代的なところもありますが、ソフトのクラッシュが命にかかわる魔法の世界に置き換えて世界を形作ったのは面白い発想です。
最近の傾向かも知れませんが、表紙の絵が日本人好みになっているのでしょう、ペーパーバックの表紙絵のほうが洋物ファンタジーって感じがして、良いのですが感覚が違うのでしょう。
また、邦題も原題をイメージしにくいです。 そのままとしても、良いかなと思います。
しかし、軽快で悩ましげな恋愛な味付けもあって人気があるのもうなづけます。
シリーズ5冊は出ているようですので、翻訳を進めて続けて出版してほしいです。
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