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2011年10月23日日曜日

栄光の<連邦>宙兵隊

栄光の<連邦>宙兵隊 ミッション1 異星使節団を守護せよ
著者:タニア・ハフ
訳者:中村 仁美

 政治家や士官側から見たミリタリーSFは最近読んでいましたが、兵隊である軍曹視点のものは久しぶりな気がします。
 連邦の仕組みや異星人の生態や風俗など気になるところは多いですが、戦争というテーマでは同じような方向性を持つのかもしれないと思わせる内容です。
 作者はもともと軍人出身のようで戦闘の流れは、リアル感があります。
 流れに引き込まれるようで、途中から一気に読み上げてしまいました。
 続きが出ているようで、早めに翻訳してもらって出してもらいたいと思います

2011年10月16日日曜日

リスク・リテラシーが身につく統計的思考法

リスク・リテラシーが身につく統計的思考法
<数理を愉しむ>シリーズ 初歩からベイズ推定まで
著者:ゲルト・ギーゲレンツァー
訳者:吉田 利子

 現代人の基礎教養である確立・統計を解説とあったので手を出しました。
 確かに分かりやすく、数式を使わずに解説してあり、根本の理解が出来たかはべつとして、何かしらの考え方の一歩が見えた気がします。
 

2011年10月4日火曜日

氷結鏡界のエデン9 悲想共鳴-クルーエル・シャウト-

氷結鏡界のエデン9 悲想共鳴 -クルーエル・シャウトー
著者:細音 啓
イラスト:カスカベアキラ
ファンタジア文庫

 前作の黄昏の影が見えながらなかなかつながりが見えてこないところにやきもきしますが、すこしずつ、すこしずつ伏線が拾われながら展開してゆくようです。
 急展開したあとは、すこしゆっくりとした展開になっています。
 この溜めが後に流れにつながるのかも知れませんが、いまでが急な流れであっただけにすこしモタツキを感じるところでした。
 いままでのメインイベントになりえるヒドラとはあっさりと終わっていることころはライトです。
 今回は、モニカとヴァイエルの回です。
 なにかとヴァイエルが見えないところで活躍しているところが心憎いですね。