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2012年2月23日木曜日

新・日本朝鮮戦争 第二部 電子防衛網崩壊

新・日本朝鮮戦争 第二部電子防衛網崩壊
著者:森 詠
徳間文庫
 
 日本への核攻撃、ありそうな状況にありそうな対応、けれど決断力のある日本人がいます。
 けれど大勢に流されているようにも感じられるところが本質を突いているからかも知れません。

 電子機器について、核爆発による影響は間違いなくあるとはおもいますが、ここまで影響を受けるものかはちょっと知りたいところです。

2012年2月18日土曜日

なれる!SE6

なれる!SE6 楽々実践?サイドビジネス
著者:夏海 公司
イラスト:ixy
電撃文庫

 スーパー新卒の工兵君も新卒といいながらも経験を積んで、6巻目です。
 今回は、短編集
 どれもありがちなと思われるエピソード、けれど今回はSEでなくても納得できそうな内容。
 
 あいかわらず、スペックの高い人たちで振り回しているようで振り回しているところがなかなか楽しいですね。
 あるあるネタではありますが、思ってもなかなか拾えないですね。

2012年2月15日水曜日

先輩と私

先輩と私
著者:森 奈津子
徳間文庫

 一度読み始めたのだけれども昼間読む話ではないなぁと思い、積読していたのを手に取り読みました。
 日本SF大賞にノミネートされたと聞いたコトがあって手に取った本です。
 しかし、帯にあるように官能系小説だったのでお蔵入りしてました。
 最近は、通勤、帰宅時の電車内での読書がメインなので、さすがに官能系の本を読むのはとしてお蔵入りだったのですが、読み始めると結構面白く、コトの部分以外に表現や思考の流れなどがススーっと頭に入ってきます。
 描写が上手ってことなのでしょう。

 結局、通勤時の電車で読んだので、ちょっとした背徳な気分になりつつ倒錯な味わいがありました。

2012年2月12日日曜日

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
著者:左京 潤
イラスト:戌角 柾
ファンタジア文庫

 ファンタジア大賞で金賞をとった作品でした。
 この長いタイトル(普段であれば読みませんが)からNEETな話かと思いましたが元NEETな話でした。
 魔王も勇者もいろいろと裏のある話でしたが、勧善懲悪的にシンプルな世の中はどこにも無いってコトかも知れません。
 やはり主人公以外の人たちは何かとスゴイ人ばかりで主人公は残念なばかり、けれどこれが今の現実かも知れません。
 だからこそ受け入れられているのか?も知れませんね。

2012年2月8日水曜日

神様のメモ帳

神様のメモ帳
著者:杉井 光
イラスト:岸田メル

 しばらく前にアニメ放映があったらしい神メモを友達のお勧めもあって読みました。
 「It's the only NEET thing to do.」 
 それがたった一つの冴えたやり方としています。 たった一つの冴えたやりかたときくとジェイムズ・ティプトリーJrの小説を思い出します。
 
 ところどころにパロディと思われる遊びもあって、面白く読みました。
 園芸部長の影を引きずってゆくのかと思ったところが最後に光がさすところがライトなのかも知れませんが、闇ばかりを示しても話が進みませんので良い落としどころとも感じました。

2012年2月2日木曜日

桃色書店へようこそ

桃色書店へようこそ
著者:わたなべぽん
MF文庫

 最近、書店を題材にした書籍を読み機会がおおかったので、ちょっと手を出してみました。
 文庫版のコミックエッセイ。 めずらしさも加味されています。
 
 現実だけにすこし笑える内容です。

新・日本朝鮮戦争 第一部 核攻撃

新・日本朝鮮戦争 第一部 核攻撃
著者:森 詠
徳間文庫

 新日本朝鮮戦争第一部。
 いつ爆発してもおかしくない鳥インフルエンザ、ちょうどインフルエンザが蔓延で学級閉鎖とか定点観測で・・・とニュースが流れる中、第一部がH5N1の強毒性鳥インフルエンザの感染から始まりました。
 多臓器不全や全身感染による状態など、スペイン風邪を取り上げた本を読んでから本当に怖く感じていたとおりの展開です。
 すでに、現在では、金正日は無くなった世界となっていますが、この本がノベル版で出たときには、本当にこのような情勢であってもおかしくないって思えます。
 現実世界とリンクするところが多く、フィクションとは思えないながれです。
 読み進めるば進めるほど本当のことをかなと思えました。
 第二部が楽しみより、ちょっと怖くなってきました。