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2012年8月31日金曜日

浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ

浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理
著者:青柳 碧人
講談社文庫

 今回は、文書書き下ろしで、なんと3と1/2さつめです。
 巻数を数えてきて、少しずつ難しい題材となっていますが、フェルマーの最終定理となると難問過ぎてなかなか付いてゆけませんが、数学者にかかわる薀蓄もあり実際の数学が不得手でも楽しむことが出来ます。
 また、今回は、数学的な推理だけでなく、探偵的なトリックの推理もあり推理小説?としても楽しめます。
 まだまだ続くシリーズになるようなので、今後の高度化する内容についてゆけるか(すでに付いてゆけていませんが、)心配なところです。

女子高生ちえの社長日記4

女子高生ちえの社長日記4
著者:甲斐荘 正晃
プレジデント社

 著者の方にコメントをつけてもらったとおり、4巻が出ました。
 しばらく前に購入していましたが、ちょっと手を出せていませんでした。

 前巻で、MBAをある程度習得してしまったのでちえちゃんもそれなりの社長様になったかと思いきや、今度はコピー商品などを題材に海外での展開です。

 ランチェスターや孫子、兵法三十六刑など、戦略、戦術に再注目です。
 海外に目を向けたときにはそれなりにハマリそうな項目を上手に題材にされていて、ビジネスのキーワードをちりばめています。
 これで興味を持って、戦略、戦術に目を向けてゆけるきっかけになるのであれば、有意義な小説といえると思います。
 

2012年8月26日日曜日

フルメタル・パニック!アナザー4

フルメタル・パニック!アナザー4
著者;大黒 尚人
ファンタジア文庫
 
 アフリカの小国で本当の戦争に巻き込まれます。
 やっと戦争神経症っぽい流れになっていますが、どっちかというとベルトランの会です。
 今回も主人公が主人公としてので活躍がほとんど無いままでした。

 活躍はしているのですが、脇が食っている感じですね。

 第二話のドタバタオチャラケ話も結構好きなので、この手の話はおりまぜていってほしいところですね。

2012年8月21日火曜日

なれるSE!7

なれるSE!7 目からウロコの?客先常駐術
著者:夏海 公司

 え~っと、このシリーズも7巻目です。
 SEの名の付く職種もどんなけあるねんと思いつつも、結局、あるなぁと思うところです。
 今回も誇張されている(と思いたい)客先常駐です。
 
 たしかにねぇと思えるところは多々ですが、今回も裏技的に解決かとおもいきや、上には上がいるのねとタネあかしなクロージング。
 最後には引きもあって、まだまだ続くようです。

 ちょっとネタ切れなのか、相談室などが立ち上がっているのかちょっと気になります。

2012年8月19日日曜日

浜村渚の計算ノート 3さつめ

浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学
著者:青柳 碧人
講談社文庫

 算数、数学を題材にした推理?小説と思っています。
 今回は、パラドックス、三角関数などなど今回は、数学的な題材で中学生に難しい内容です。
 謎とトリックで、算数や数学に興味を引かせる内容ですから論理的で面白いのですが、数学系はすでに挫折を繰り返してきたことから、ちょっと理解の外になっている部分も出てきます。
 真剣に考えず流して読んでしまったとことも多いですが、まだ頭のやわらかく吸収できそうな時期に読んでいたら、もっと数学に興味を持てたかも知れません。
 和算の遺題など違う意味で興味を引かせる内容もあったので、ちょっと見てみようかなと思います。

人に聞けない大人の言葉づかい

人に聞けない大人の言葉づかい
著者:外山 滋比古
中経の文庫

 外山さんの文章はいつもいろいろなことを気づかせてくれます。
 たしかにあたりまえとと思っていることを違う視点で見ていることを、ああっ と思わせられます。

 感化されたのかも知れませんが、通勤中の電車などで、会話や携帯電話の利用の仕方などが本当に気になってしまいました。
 絶対音感ならぬ絶対語感、ほんとに手に入れたいと思わせられました
 磨けば手に入れられそうですが、自分の履歴が出るのであれば、すでに無理な気もしますね。
 
 絶対語感は無理そうですが、日本語のあいまいさ、大人のことば、敬語のセンスというか心遣い。
 まずは、気が付いて、真似られるが必要な気がします。

 

2012年8月14日火曜日

まんがで読破 わが闘争

まんがで読む わが闘争
ヒトラー・作

 最近も含めて、名作等を漫画やコミックにして読ませるものが多く出ています。
 わが闘争もそのひとつのようです。
 漫画化することで、客観的要素が入り実際の内容とはすこし違っているようには感じましたが、実際の中身の言いたい論旨はそれなりに表現できているように感じました。
 ただ、原典自体にはふれたことがありませんので、どこまで忠実なのかは原典と読み比べるしかなさそうです。
 機会を見て挑戦したいと思います。

2012年8月8日水曜日

冷たい方程式

冷たい方程式
著者:トム・ゴドウィン他
訳者:伊藤 典夫
ハヤカワ文庫

 なにかと引き合いに出されることが多く、内容を知らなくても題名だけは聞いたことが多いと思われるSFです。
 久しぶりに読んで、さすがだなぁと思わせる内容でした。

 短編なのでアイデア?が光る作品ですが、さすがに今読むと古典的と思われます。
 
 アンソロジーと聞くとなんか最近では違う意味合いで編集されているようなコミックアンソロジー系もありますが、キラリと光る作品ばかりでした。