任務外作成
著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド
訳者:小木曾 絢子
創元SF文庫
久しぶりに出た、ヴォルコシガンのシリーズ。
前回のミラー衛星からずっと発情しています。
いろいろと背景を書き出してはいますが、発情しているとしか思えない状態の主人公です。
けれど、紆余曲折ありながらも結局は作成どおりにトロフィーを勝ち取るところが、毎度のマイルズです。
いろいろな小道具がSFチックですが、あんまりそれらを感じさせないけれどコネタとなって世界がひろがります。
社会状況や考え方が今の世情とも重なるようなところもあり、身近に感じるところも多々あり、引き込まれました。
けれど1999年に書かれたとはちょっと思えませんでした。
まだ続きもあるようんですので、翻訳頑張ってほしいなぁとおもいます。
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