2015年8月27日木曜日
補給戦 何が勝敗を決定するのか
補給戦 何が勝敗を決定するのか
著者:マーチン・ファン・クレフェルト
訳者:佐藤 佐三郎
中央文庫
戦争の補給に関する学術書?というのでしょうか。
16世紀から第二次世界大戦までの戦争の物資の補給に関する研究書です。 たぶん
あまり戦いについては書いていませんが、物資の調達方法が現地調達から実際に鉄道やトラックを使って、補給するにあたって物資数や移動や輸送手段を数値を使って
書き出しています。
たしかに、戦術書や戦略に関する本に補給に関する記述は見たことがありますが、実際の輸送手段や実際の物資のトン数が出てくるものは少ないというか見たことがなかったと
思います。
ちょっと厚めで時間がかかりましたが、たまにはこのような内容の書籍もよいなと思いました。
2015年8月11日火曜日
宇宙軍士官学校8
宇宙軍士官学校-前哨-8
著者:鷹見 一幸
ハヤカワ文庫
傭兵として参戦していることから士官学校はすでに卒業している気もしますが、まだテスト段階で、本番の地球防衛線からが本番ということなのでしょう。
前巻で窮地に向かい始めたところであったので、どのようなアイデア?機転を利かせた対応を行うのかなと期待大でした。
ここらはあまり機転ではなく、常道で素早く対応がめいんでした。
前例にとらわれない発想というよりは実行力でまたまた活躍です。 戦術では各個で活躍するものの戦略では負けで、反撃があるのか?けれど巻数も
決めて進んでいるので実際の本番は別シリーズになりそうかもです。
特攻野郎Aチームというアクション映画がありましたが、あれと同じようにアイデア、機転による逆転劇は面白く毎回期待しますが、実際は難しいとは
思います。 期待ししすぎも駄目なのでしょうね
2015年8月9日日曜日
中国軍を阻止せよ! 上下
中国軍を阻止せよ!
著者:ラリーボンド
訳者:伏見威蕃
いかにも世界情勢を含めて、それっぽいです。
ストーリーの中では、2016年、来年です。 情勢的にも南シナ海でありそうなシチュエーションです。 もしかしたら、すでに似たような沿岸同盟の一部が結ばれているのでは?
と思わせる内容です。
反日的なところもあるのと、やはり最後は核なんだなというところが、日本人的には引っかかりますが、やはり核にはいろんな意味でインパクトのあるものだというのが、8月6日の
広島、9日の長崎の日で読了したこともあり感慨深いものです。
登録:
投稿 (Atom)