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2010年3月13日土曜日

キラー・エリート 極秘諜報部隊ISA

キラー・エリート 極秘諜報部隊ISA
著者:マイクル・スミス
訳者:伏見 威蕃
集英社文庫

 米国の秘密諜報部隊でるインテリジェント・サービス・アクティビティ(ISA)の部隊のノンフィクションです。
 米国の特殊作戦には、情報収集部隊として活躍しているようです。
 情報の収集だけにとらわれづ、ロジスティックのように集積、集配も大事であることが書かれており、普段の仕事や組織について考えさせられることばかりです。
 ただし、米国の特殊(秘密)作戦の裏方の話ではあるけれども、思った以上に米国の裏側が赤裸々に語られているので、表に見える以外の闇が多く見えたのが怖かったですね。
 日本にも同じような世界があるのであろうかと、無ければ無いで問題な気もするのでどかと思います。
 現在でもいろいろと軍事から転用されたものが多いですが、情報収集に関してもHUMINT、SIGINT、横の繋がりなど普段の組織的なことと全く同じことが同じように起こっている。
 これらを認識して、理解することで、自身や世の中が見えてくるのだろうと、本当に考えさせられます。

 しかし、このような情報が普通に出版される米国のすごさ、怖さ、あらためて感じますね。
 

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