祝もものき事務所
著者:茅田砂胡
デルフィニアなどを書いている茅田さんの新?シリーズです。
帯にあるようになんちゃってミステリでした。 ミステリのようで特に主人公は何もしない、推理も特にされず行き当たりばったりで謎が解明されてゆく。
ある意味たなぼたミステリです。
しかし、発想は面白いです。 ここまで何もしない主人公もすごいです。 実際の主人公は、秘書の凰華であり、弁護士の雉名とも思えます。
犬、雉、猿、鬼などを含めて読めない可能性が高い名前ですが、命名含めて苦労がしのばれます。
周りのキャラクタが魅力的だから、こんな主人公でも良いのでしょう。
茅田砂胡さんだからこそのように思えます。
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