日本語の作法
著者:外山 滋比古
新潮文庫
思考の整理学を書かれた外山さんの日本語に関するエッセイです。
既に何年も前に読んだ本なので内容も少し忘れつつありますが、いまだに東大・京大で読まれたの帯がついていました。
確かに知名度は高く、手に取られやすいとは思いますが、一度でも手に取ったことがある人は、忘れないのではないかなと思います。
日本語のエッセイだけあって、良く言葉について、考察されているなと感じます。
普段、たしかに同じようなことを感じながらも言葉に出来ないもどかしいところを的確に書き出してくれたと感じます。
文庫としては、文字も大きく行間もふんだんにとってあり、なかもで紹介されているように読み易さも加味されているので、内容が頭に入りやすいです。
あらためて普段の思いが明確になったり、新たに気づかされるものが多々ありました。
耳が痛いところもあるのですが、それがあっての・・・のところも多いのではないかと思います。
いろいろな人に一度読んでもらって感想を聞きたい本となりました。
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