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2011年1月29日土曜日

魔法戦士リウイ ファーラムの剣 煙火の島の魔法戦士

魔法戦士リウイファーラムの剣 煙火の魔法戦士
著者:水野良
イラスト:横田守
ファンタジア文庫

 久しぶりの魔法戦士リウイの書下ろしです。
 魔法戦士リウイは長いシリーズですが、ファーラムの剣になってからが一番長いようです。
 久しぶりの割りに少し薄い巻でしたがすぐに最終話を出すようです。
 そのためか大きな展開がされたもののあっさりと進んでいます。 最大のイベントであるはずのクリシュとの戦いもあっさりと終わっています。
 すでに竜司祭のティカを取り込んでいたからってことなのでしょう。
 成長著しいというかスーパーマンとなっているリウイですが、さすがファンタジー冒険譚、裏事情的な暴露な話もありますが、やはりこうでなきゃと思わせるところが安心できます。

2011年1月27日木曜日

シミタールSL-2

シミタールSL-2
著者:パトリック・ロビンソン
訳者:伏見威蕃
角川文庫

 火山を人為的に噴火させて被害を与えるテロリストの話です。
 なかなか思いつかない発想の軍事スリラーとなっています。
 それも、核搭載の巡航ミサイルであり、核をつくったのは北朝鮮、巡航ミサイルは中国、プラットホームになる原潜はロシアと如何にもアメリカが好みそうな展開の話です。
 メインとなるメガ・ツナミが火山の爆発により本当に発生するのかは興味をかきたてられます。
 いかにもありそうに思えるところが醍醐味なところでしょう。

2011年1月17日月曜日

購入日記

今回も購入日記です。
読了よりも購入の方がお起きが相変わらずしますが、これも良いのでしょう。

・スクランブル イーグル生還せよ     夏見正隆
・空気の教育                  外山滋比古
・マネジメント信仰が会社を滅ぼす    深田和範

 スクランブルは、前巻の尖閣の話からあまり時間をおかず出ています。
 話題となった尖閣で注目が集まったので続けて出たのかわかりませんが主人公がすでに変わっている気もするのであとで読むのが楽しみです。
 外山さんの本はいろいろと気づきの多いことが多いのでこれも楽しみです。
 帯をみると雰囲気が人を育てるような内容のようです。 KYとか流行り言葉がありましたが、期待したいです。
 マネジメント信仰については、最近、マネジメント系ビジネスライトな話を続けて読んでいるので、それらと対比的な内容と思われるので、マネジメント本に対してどのような展開を見せるのかこれも期待大です。

2011年1月15日土曜日

彼女は戦闘妖精7

彼女は戦闘妖精7 
著者:嬉野秋彦
イラスト:フルーツパンチ
ファミ通文庫

 会ったことが無い曾祖母に会いに行く話。
 それだけですが、お父さんの消息やミンストレル達の過去などいろいろと謎?が明らかにされてきて、クライマックスが見えてきたように感じます。
 人間関係もはっきりしてきたところもあって、一気に進展しすぎに感じるところもありますが、壊れた関係も出てくるでしょうから、ちょっと楽しみが増えました。
 ハッピーエンドが多いというか、その手の話が最近多く読んでいたので、どのように落ち着くかも楽しみになりました。
 すべてが丸く収まることは、無いでしょうから。

2011年1月10日月曜日

なれる!SE3 失敗しない?提案活動

なれる!SE3 失敗しない?提案活動
著者:夏海 公司
イラスト:Ixy
電撃文庫

 毎回ムチャな案件をスーパーな人たちスーパーに解決?
 今回は、営業活動です。
 まいどまいどさらに自分達の首を絞めるようなミッションを成功させていますが、今回も見返したいの一心で突き進みます。
 あぁ、すこしでもこれだけの能力をもちたいものだと思います。

2011年1月8日土曜日

神様のパラドックス

神様のパラドックス 上 下
著者:機本 伸司
ハルキ文庫

 先日の神様のパズルに引き続き機本さんの話です。
 今回も量子コンピュータと神と自分に関する話で、神を作ることを目的となります。
 神の定義と神の悩み、存在の有無、深いテーマを面白く解釈して展開しています。

 思考実験的なとおろがたぶんにあるものの、しっかりと世界を救い、かつ神様のパズルと絡みと対比が表されています。
 人物間は疎な関係のようですが、ほのめかしながらも絡み合っています。
 他の著作も手をだして見たいと思います。

2011年1月1日土曜日

パズルの軌跡 穂端沙羅華の課外活動

パズルの軌跡 穂端沙羅華の課外活動
著者;機本 伸司
イラスト:D・K
ハルキ文庫

 先日読んだ 神様のパズルの続編です。
 なにか映画等になっていたらしいですが、未チェックです。

 前回は、外宇宙でしたが、今回は内宇宙です。 いち時期流行ったインナースペースっていうのでしょうか。
 パワースポットとかそれらしい系統の話も話題となっているので、世の中そんなに変わらないのだとうなぁとの感じです。
 っと言いながらも物理をベースに展開する話は、面白く読めました。
 このような手法もあるんだとアイデアに感心です。
 この手は、洗脳系の話で似たようなアイデアを見たことはたぶんにありましたが、しかし哲学ではなくて、宗教系が出てくるとどうしても胡散臭い感じてしまいます。
 実際のところは分からないところが多いですが、自分を知ることを考えると同じような目標が導き出されてしまうのでしょうか?

 解決することはないのでしょうが、やはり同じような疑問は感じたところですね。