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2011年2月17日木曜日

空気の教育

空気の教育
著者:外山 滋比古
ちくま文庫

 またまた、思考の整理学の外山さんの著作です。
 今回は、空気の教育です。 ちょっと古い著作の再販もののようです。
 世の中、空気が読めない、場違いな人々に思って書かれたのでしょう。

 家風や校風、社風など確かに雰囲気をかもし出している場というのは
間違いなくあると感じます。
 それを形成するための思いが詰まっています。
 小さい子供を持っている人に読んでほしいと感じました。
 
 しかし、場をわきまえない人も増えてきているので、この本をよんで、気づきが
あると良いなぁと感じる本でした。

2011年2月15日火曜日

災厄娘inアーカム

災厄娘(アイリーン)inアーカム
著者:新熊 昇/都築 由浩
青心社

 クトゥルフ神話を題材にしたどちらかの言うとライト系と思われる小説です。
 やはりクトゥルフだけあって、アーカム、ミスカトニック、ネクロノミコン、古き神々など基本と思われる内容を押さえています。
 ただ気になるのは、結局自己に力で解決するところがほとんど無いと思うクトゥルフの話と違って、魔法(魔力)により召還も出来ているし、外なる神、邪神もしっかりと擬人化が進んでいます。
 話としては面白かったですが、ちょっとイメージと違ったところでした。
 

2011年2月6日日曜日

マネジメント信仰が会社を滅ぼす

マネジメント信仰が会社を滅ぼす
著者:深田和範
新潮新書

 前書きに要約されているので、そのままで説明終わりではあるのですが・・・

 マネジメントが下手だからビジネスがダメになったのではない、マネジメントなんかにうつつを抜かしているからビジネスがダメになったのだ。

 え~っと確かに納得出来、共感できるところ多数です。
 しかし、経験と勘と度胸でのところは、それらを養うのは確かに必要で育っている人はそれらを使うべきであるところはたぶんに共感できます。
 しかし、まったくマネジメントの手法を無視して、それらのみで判断せよのように読み取ってしまう人たちが出るともっとダメになるのではないかと感じてしまった。
 

2011年2月2日水曜日

スクランブル イーグル生還せよ

スクランブル イーグル生還せよ
著者:夏見正隆
徳間文庫

 今回シリーズ完結の帯が・・・・
 読了しましたが、シリーズの完結に割にはなにも解決していないような気もします。
 今回もシリーズの主人公のはずの風谷の全く活躍は無く、イーグルの関係ない状態で今回の主役は、黒羽さんです。
 妹のドラマのほうの決着がどうなったのかが本当に気になりますが、・・・

 また議員連盟の方たちや総理がどのような扱いになったのか、想像通りの決着になっていると良いなぁと思いつつ、最後に規定さんが良い人になっているのも、なにか残念な気がしますが、これはこれで良かったところです。

 T-4のカレンダーを眺めながら・・・