レインツリーの国
著者:有川 浩
新潮文庫
阪急電車以来、有川さんが続いています。
図書館戦争のなかで出てくる仮想の本を現実に作ってしまったものです。
聴覚障害者の方について、それなりの知識はあったものの、細かな違いについて、理解はしていなかったということを感じました。
最近は、涙も脆くなったなと思うことしばしですが、このレインツリーの国を電車の中で読みながら、ついホロリと来てしまいました。
ことばやメールのやり取りに言葉の使い方に、思い及ばなかった視野が開けた、鱗が落ちたと思いました。
翌日には、またくもって、視野狭窄に陥っているかも知れませんが、そのとき感じた何かだけは残る気がします。
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