ミラー衛星衝突 上 下
著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド
訳者:小木曽絢子
創元SF文庫
マイルズのシリーズは、6年ぶりです。
続きが何時出るかとは思っていましたがけれど、著者の別のシリーズがしばらく翻訳されて出ていたようです。
ひねくれたけれど、的を得たマイルズの思考が今回は、ピンクな傾向です。
どちらかというと、エカテリンが何かに捕らえられている思考を展開します。
これがビジョルドの真骨頂と思わせる流れです。
セタガンタ的、コマール的、バラヤー的となにかとうまい比喩的表現にしていますが、しばらくぶりの本書であったため、xx的なニュアンスを忘れてしまいました。
読み返すのも手ですが、あとがきやはじ書きにでもフォローがあっても良かったかもしれないなぁと最近のライトノベル的発想をしてしまいました。
2012年5月5日土曜日
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