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2012年9月24日月曜日

氷結鏡界のエデン10

氷結鏡界のエデン10 黄昏賛歌 -オラトリオ・イヴ-
著者:細音 啓
ファンタジア文庫

 穢歌の庭に落ちたシュルティスとユミィが戻ってくるまでですが、終幕にむけて世界の理がときあかされてきています。
 前作や並行で描かれているイリスも絡んできているので、どのような決着がついてゆくのかは、全く分かりません。
 イグニドやマハも始めのイメージとは違う一面? 本来の姿がさらけ出されてきていますが、ギャップがありすぎて、埋められるのかもちょっと心配です。

そこが変だよ自衛隊!

そこが変だよ自衛隊! 体験的自衛隊始末記
著者:大宮ひろ志
光人社NF文庫

 元自衛官の自衛隊当時の生活を書いたノンフィクションです。

 似たような話は数ありますが、トンデモ本っぽいものか、内面を掘り下げたものが多くあるように思います。
 ある程度データ的なものが出せないのでしょうが、表面的に思える内容ながら訓練の内容、各装具、装備への感じ方、思いなどは、そのとおりなんだろうなぁと思わされます。

 入隊されていた当時と今では、けっこう状況などが変わっているとは思いますが、根本的な思想や行動は、変わっていないと感じさせます。
 先日も自衛隊の基地祭など見学させてもらいましたが、なるほどなと思わせるところもありました。
 しかし、他国の軍隊(特に米軍でしょうが)との交流もされているので、より良くなっていることを期待して、次回も基地祭など見学に行こうと思います。

2012年9月17日月曜日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない11

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 11
著者:伏見 つかさ
電撃文庫

 各キャラの内面を見つめなおす?過去の話ですが、主人公のキョウスケさん、えっとその場にいて、その反応デスか?
 けれど本当の彼が出来てきているという話といれば・・・

 次巻最終巻との予告から、まとめ始めているのですが、どのように決着をつけるのか、実際はつけないのか。 なんかつけない気もしてきましたが、

 ちょっと惰性が入ってきましたが、決着のつかない話も多いコトから次巻を待ってみましょう。

超時空自衛隊

超時空自衛隊
著者:遥 士伸
コズミック文庫

 タイムスリップ系の仮想戦記物というのでしょうか。
 大和や長門の戦艦やF-2などが入り乱れての戦闘が行われ、歴史修正が企てられます。
 最後にそれなりの種明かしのようなものがありますが、それはさすがに都合が良すぎるのかなぁとちょっと思いました。
 それでも国力や人数的にやっぱり不利だよなぁとは思います。

 っと言いながらも結構好きなんですよね、この手の話が・・・

2012年9月8日土曜日

宇宙軍士官学校1 -前哨-

宇宙軍士官学校1 -前哨-
著者:鷹見 一幸
ハヤカワ文庫

 ライトノベルのシリーズで著者の本を読んだことがあり、ハヤカワさんに進出してきたということは、ライトノベルよりもディティールを細やかになどと思って読みました。
 けれど、手法はライトノベルをベースに分かりやすい話になっていました。

 また題名にあるような士官学校だと、もっと人間的な話か軍隊の心構えとはから始まることが多いのですが、ほどほどにかつ分かりやすく、な感じでした。 深く掘り下げるものも多い中、深すぎる、浅過ぎずです。

 著者のところが大きいのかも知れませんが、早川さん、ちょっと枚数、文字数が少なくなって、行間が大きくなった気がします。