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2013年3月30日土曜日

ゲート2.炎龍編

ゲート2.炎龍編
著者:柳内たくみ
アルファポリス文庫

 基本的に文庫本読みなので、単行本な形式で出ているのは知っていたけれど文庫になったので購入して本ですが、文庫になると2冊分になるようで、なにか損した気分です。

 1巻目の接触編の回収話な流れですが、亜神の方たちもスゴイのですが、主人公の伊丹さんの秘密?身の上がすこしずつ、ひとつずつあかされていますねぇ。
 この性格の秘密は・・・な身の上なのかも知れませんが、重い方向に進んでいるようにも思われます。

 制約の少なくなった自衛隊のノリは、やはり所属していた方が著者だとありそうで怖くなりそうです。
 ラスボス的に見えていた帝国のあの方があっさりと退場したようですが、後でやはり復活してくるのかなど、巻数を重ねているようなので、ちょっと期待ですね。

2013年3月26日火曜日

ルパン、最後の恋

ルパン、最後の恋
著者:モーリス・ルブラン
訳者:平岡 敦
早川書房

 未発表の最終作と聞いて、興味をもっていましたが、近所で売っていないなぁと思っていたら文庫や単行本とちょっと違うポケット版で出ていたので気づきませんでした。

 ルパンは、久しぶりです。

 なにかとルパン三世な話のほうが耳にしたりすることも多かったのですが、懐かしく、ちょっと違和感をもって読みました。
 あとがきや帯に書いてあるように推敲がすこし足りないのか、久しぶりで、忘れているのか分かりませんが、人間関係もストーリーもあっさりとしている、題名のせいもあるかも知れませんが、予定調和的な流れと感じてしまいました。
 しかし、落ち着くところに落ち着く安心な結果でした。


 

2013年3月20日水曜日

大伝説の勇者の伝説13

大伝説の勇者の伝説13 昼寝と団子と王様と
著者:鏡 貴也
ファンタジア文庫

 
 久しぶりに伝勇伝です。 
結構に話が進展しています。 昔の伝勇伝のノリに戻ってきていますね。 途中は重い展開が続いていたのでこの展開は歓迎です。
 勇者や悪魔、神々の力が無くても確立した王権や権力は変わらないのですねぇ もっと脆弱な基盤であったようにもおもったのですが。
 展開も速いですので、このノリ、速度で進んでほしいですね。
 
 
 
 
 

2013年3月19日火曜日

五龍世界Ⅰ 霧廟に臥す龍

五龍世界Ⅰ 霧廟に臥す龍 (WOOLONG WORLD)
著者:壁井 ユカコ
ポプラ文庫ピュアフル

 カンフーと道教の呪符の世界観、なんか懐かしくなって手に取った作品。
 一時期、この系統というか伝奇小説というのでしょうか、好んで読んでいた時期もあって本当に懐かしい感じでした。
 「急急如律令」 たしか陰陽師もこの流れの呪文として使っていたようですが、道教、五行など道教ベースのマジナイですね。
 考え方としては、日本の神教の八百万の神と同様にいろんな神なところが馴染みやすいですね。

 まだ、1巻目なのもあって、登場人物の紹介と背景説明がメインだったように思います。
 これからどのように展開してゆくか全く読めませんが、世界観含めてひろがってゆくコトを期待して、次巻を待ちたいと思います。

2013年3月11日月曜日

フルメタル・パニック!アナザー5

フルメタル・パニック!アナザー5
著者:大黒 尚人
ファンタジア文庫

 巻き込まれて、流されての主人公でした。 気の抜けた時期を過ぎて、主体的に行動を開始したと書くと、凄くかっこよいですが、結局、まだ流された感が抜けきらないですね。
流れも転回点となり、メンバーも絞られて、回転が速く、激しくなりそうで、楽しみになってきました。
 

2013年3月10日日曜日

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
著者:三上 延
メディアワークス文庫

 ビブリア古書堂も4巻、車椅子探偵?、安楽椅子探偵?な話もここまで身内を絡めて進むとは思いませんでした。
 この時点で、著者の考えに引き込まれているのかも知れません。
 
 今回は、江戸川乱歩の話、確かに昔に図書館などから借りて、少年探偵団や怪人二十面相、その他に心躍らしました。
 大人向けのどろどろとした雰囲気のものは、小説というよりもドラマや映画化などで見て、あんまり手を出してはいませんね。
 
 自分の慣れ親しんだ(とまではまだまだ言い切れませんが)小説な話題で話が進むのは、ワクワクさせられますね。
 古書を題材にしていることもあって、下調べや確認を行っているためでしょう。 わくがしっかりとしていて、読んでいて安心感があり、薀蓄な内容も興味がそそられました。

2013年3月3日日曜日

ゲート 1.接触編

ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編 
著者:柳内たくみ
アルファポリス文庫

 ライト系の新たなシリーズと思われる文庫があったので、書名も気になって購入しました。
 自衛隊や政治家とファンタジー。
 結構な違和感があるところですが、軽く面白く描けていると思います。
 けれどノリが良いのは結構好きです。
 つづきがあるようなので、続巻を楽しみにしましょう。