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2013年7月28日日曜日

レッド・ドラゴン侵攻! 完結巻

レッド・ドラゴン侵攻! 完結巻 血まみれの戦場 著者:ラリー・ボンド 訳者:伏見 威蕃  レッド・ドラゴンも完結巻。  回収巻でもあるので、戦闘シーンも多く、いろいろと決着がついていますね。  それでもただ、先延ばししたと思われるところもあって、まだ現実的にも感じます。 それでも主人公、主人公側に良い決着になっていますので、 良かったけれど良すぎるかなぁ、 日本の仮想戦記系はもう少し暗い、痛みわけなものが多いようにもおもうので、国民性かも知れませんね。

2013年7月22日月曜日

史上最強の内閣

史上最強の内閣 著者:室積 光 小学館文庫  最初は、?な感じのスタートでした。 どこかで聞いたような登場人物に状況。  でしたが、それらが面白く絡み始めると引き込まれました。  特にシンちゃんや毛首相やリン大統領なども日本以外全部沈没を思い出させるほど立ってます・  事実というかそれらしい内容だから余計に面白く感じたのでしょう。

2013年7月14日日曜日

皇国の守護者 Ⅰ

皇国の守護者 Ⅰ 反逆の戦場 著者:佐藤 大輔 中公文庫  仮想戦記関係で読んだ記憶があった作者だったので手に取りました。  ほぼ日本とおんなじような地勢をもつ皇国と旧ロシアと思われる地勢の帝国の戦記です。  世界観も含めて作りこまれており、始めは取り付き難い感じがありましたが、途中から引き込まれて一気に読みました。    ほぼ日本人の感性な皇国の人々ですが、邪道と感じる戦法、戦術を駆使しての撤退戦、緻密と感じる背景をもつ敵方も出てきており展開が楽しみな内容です。  大協約や猫、導術、両性具有など一巻目ではわからない部分が多いのですが、結構巻数出ているもののようなので続きを楽しみにしたいとおもいます。  また、書き下ろしの観光資源は特に”好きな人”などの表現には、お腹が痛くなりました。 良いなぁ

2013年7月9日火曜日

ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 3.動乱編  

ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 3.動乱編 著者:柳内たくみ アルファポリス文庫  まともな感覚で、描写が面白く楽しみにしているGATEの文庫版3巻。  ありがちな展開ながらもやりすぎな悪役な方たち。 予想どおりの全体の流れながらも端々は予想を覆す演出でした。  ただ主人公チームが良すぎかも。 自衛隊も良い方向に。 ちょっと偏った内地の方たちもいるようですが、特徴的で華を添えてくれています。  悪役担当チームもどこまで灰汁が強く流れに乗ってくれるかが楽しみですね。

2013年7月4日木曜日

任務外作成 上/下

任務外作成
著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド
訳者:小木曾 絢子
創元SF文庫

 久しぶりに出た、ヴォルコシガンのシリーズ。
 前回のミラー衛星からずっと発情しています。
 いろいろと背景を書き出してはいますが、発情しているとしか思えない状態の主人公です。
 けれど、紆余曲折ありながらも結局は作成どおりにトロフィーを勝ち取るところが、毎度のマイルズです。
 いろいろな小道具がSFチックですが、あんまりそれらを感じさせないけれどコネタとなって世界がひろがります。
 社会状況や考え方が今の世情とも重なるようなところもあり、身近に感じるところも多々あり、引き込まれました。
 けれど1999年に書かれたとはちょっと思えませんでした。
 まだ続きもあるようんですので、翻訳頑張ってほしいなぁとおもいます。