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2014年1月29日水曜日

白い死神

白い死神 著者:ペトリ・サルヤネン 訳者:古市 真由美 アルファポリス文庫  伝説の狙撃手 シモ・ヘイヘの伝記になるのでしょうか。  そうのように思って手に取った本ですが、ご本人が寡黙で、戦争によっても資料があまり無いためかイメージとは違う内容となっていました。  ご本人には、インタービューをして書かれているのですが、内容的には他の方が書かれているフィンランドの冬戦争の話を中心に書かれているため、主人公のシモ・ヘイヘ中心ではあるものの中隊長のユーティライネン予備役中尉や連隊長のテイッティネン中佐などが流れの中心となっています。  実施には、モロッコの恐怖や戦のヴィッレと呼ばれる理由はあんまり読み取れませんでした。  また、最後に狙撃に関する歴史というか解説の章があって、話の流れを切ってしまっています。  っと言う意味で予想を裏切られてちょっと残念でした。  フィンランドの歴史や冬戦争について興味をもったので、他の話についても手を出してみようと思います。  

2014年1月26日日曜日

GATE 5.冥門編

GATE 5.冥門編 著者:柳内たくみ アルファポリス文庫  第一部が完結のようです。 この話が?部構成かは不明ですが、特地への自衛隊参加のイベントはひとまずひと段落着きました。  いろいろと伏線だったようなものが回収されていませんが、まだ続きがあるようですので、待ってみるコトにしましょう

2014年1月14日火曜日

なれる!SE 11 絶対?管理職宣言

なれる!SE 11 絶対?管理職宣言 著者:夏海 公司 電撃文庫  副題から今回は管理職の仕事。  すでに、SEからかけ離れてきていますが、部長級のマネージメントです。  また新たな登場人物ですが、その割には出てくる人たちが絞られていてわかりやすいですねぇ。  今回もいつものようにグレーな裏技な決着です。 悪徳業者並みの手管かも知れませんが、それなりに丸く収まった?決着です。  工兵君の努力と人的リソースは限りないです。 このような人たちとは友達にちょっとなりたいかも知れません。 なんだといいながらも能力が高いですね。  発想がダークではありますが、ブラックな企業だとそうならざる得ないのかも知れませんけれどね。  まだまだ続きそうなこの話。  管理職までおこなったら次は、社長か会長クラスな話になるのでしょうか。 ちょっと横を向いて、海外進出! それとも初心に帰って行くかな  楽しみになってきているので、次のお願いしたいですね。

氷結鏡界のエデン12 浮遊大陸

氷結鏡界のエデン12 浮遊大陸 著者:細音 啓 ファンタジア文庫  前巻のあとがきからこの巻が最終巻だと思って読んでいたため、アレレぇ、最後のほうになっても終わる気配が無かったのでちょっと気合がはずされた感じがすこししました。  けれど、決着に向けて、ひた走る巻となっています。  異篇卿との戦いも結果的には一方的な勝敗となっていますが、手広くひろがっている伏線などが順番に拾われているきもしています。    世界観が固まると外伝的というかドタバタ系の話になるものが多いなかで、しっかりとメインストーリが進んで行くのは気持ちの良いものです。    決着の行方は楽しみとなりました。

2014年1月1日水曜日

氷風のクルッカ

氷風のクルッカ 雪の妖精と白い死神 著者:柳内たくみ アルファポリス文庫  え~っと、昔に読んだことがあるなぁと感じながら読みました。  文庫なので、文庫になる前の版を読んだのかな。 ちょっと思い出せません。  フィンランドの英雄のスナイパー シモ・ヘイヘ を題材にしたフィクションです。  冒頭がどこにつながるのかがすこし分かりませんが、史上最多の狙撃を行った人物やユーティライネンや冬戦争などの実話をベースにしているため、話がつかみやすく、それぞれのエピソードを読むことが出来ました。    狙撃にかかわるものはなかなか取り上げたり、焦点を当てるのが難しいと思いますが、史上最高の狙撃手の隣にとのコンセプトで面白く読めました。