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2014年1月29日水曜日

白い死神

白い死神 著者:ペトリ・サルヤネン 訳者:古市 真由美 アルファポリス文庫  伝説の狙撃手 シモ・ヘイヘの伝記になるのでしょうか。  そうのように思って手に取った本ですが、ご本人が寡黙で、戦争によっても資料があまり無いためかイメージとは違う内容となっていました。  ご本人には、インタービューをして書かれているのですが、内容的には他の方が書かれているフィンランドの冬戦争の話を中心に書かれているため、主人公のシモ・ヘイヘ中心ではあるものの中隊長のユーティライネン予備役中尉や連隊長のテイッティネン中佐などが流れの中心となっています。  実施には、モロッコの恐怖や戦のヴィッレと呼ばれる理由はあんまり読み取れませんでした。  また、最後に狙撃に関する歴史というか解説の章があって、話の流れを切ってしまっています。  っと言う意味で予想を裏切られてちょっと残念でした。  フィンランドの歴史や冬戦争について興味をもったので、他の話についても手を出してみようと思います。  

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