狼と香辛料2
著者:支倉凍砂
イラスト:文倉十
電撃文庫
引き続き2巻目です。
なぜか1回は狼の姿をみせるホロです。
今回は、してやったりと思ったらつかまされた内容です。
世の中うまいことは無いよってな寓話的な内容のようですが、右往左往しながらもそれなりに収まるのはいたし方無いのでしょう。
しかし、失敗を逆転するために仕方ない流れとはいえ、ルールを破る裏技をつかってしまうあたりは、経済を分かりやすくといいながらモラルをなくすかもしれませんね。
丸く収まるように良い人っぽい終わり方になりましたが、ルールを破っているところで悪人です。
裏切りもあって、話として面白い展開でした。 倫理観は崩壊しますけどね。
ホロがいるだけで裏技的なところにダークな取引、ルールの抜け穴的な取引での逆転が今後の期待ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿