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2009年10月26日月曜日

突入、痛戦車小隊

突入、痛戦車小隊
著者:吉岡平
イラスト:野上武志

 題名より、著者が懐かしいと思い手にとってしまった。
 痛車の話はたまにニュースになっているが、本気で戦車を痛仕様にした小説があったとは思わなかった。
 結構いろいろな擬人化したものはあるようだけど
 
 しかし、すでに引っかかっているわけですが、少しニッチな商品のようにも感じたのは、私だけ?でしょうか。
 しかし、戦車を含めてこのような話が空きなのが伝わってきた気もして、これでいいんだと思ってしまいました。

2009年10月22日木曜日

鋼殻のレギオス14スカーレット・オラトリオ

鋼殻のレギオス14スカーレット・オラトリオ
著者:雨木シュウスケ
イラスト:深遊
富士見ファンタジア文庫

 第2部完だそうです。
 いろいろ決着がついたようで、全く付いていない状態ですが、確かに中ボス的な怪物を倒しています。
 また、帯でも「さようなら・・・・・レイフォン」となっていて、って全くさよならではないですよね。

2009年10月14日水曜日

火の国、風の国の物語7

火の国、風の国の物語7 緑姫憂愁
著者:師走トオル
イラスト:光崎瑠衣
富士見ファンタジア文庫

 火の国、風の国の物語7 緑姫憂愁 を読み終わりました。
 姫巫女システィナ おもむろに登場したわりには、あっさりと退場してしまいました。
 外伝などの出てきそうですが、

 アレス すごいですね。 もう何でもありになってきている雰囲気もありますが、ジェレイドやミーアの影が薄いです。 今回もアレス本です。
 とは言いながらも急速に進展しはじめいている感もありこれからが楽しみです。

2009年10月12日月曜日

いつか天魔の黒うさぎ5 夏休みのカタストロフィ

いつか天魔の黒うさぎ5 夏休みのカタストロフィ
著者:鏡 貴也
富士見ファンタジア文庫

 なにげに連続刊行されている鏡貴也のライトノベル。
 この期間でこの厚さはすごいなぁとまず驚きです。 ライトノベルは、挿絵、行間の広さ紙の厚さなど普通の文庫本よりも文字数が少ないものの、週間連載なみのシンドサだと思います。

 今回は、登場人物(仲間)が一気に増えています。
 そして、弱弱しいはずの彼が化けて暴走していますね。 やっと題名とつながる展開です。
 足踏みしていた展開が一気に進展しているもののやっぱり停滞かな。 

2009年10月8日木曜日

偽物語(上)(下)

偽物語(上:かれんビー)(下:つきひフェニックス)
著者:西尾維新
イラスト:VOFAN

 化物語の後日譚として、かつ最終話としつつ、続きを書くようです。
 偽者を軸に話を進めているのですが、主人公(?)の暦君が壊れているようです。 
 これも偽への伏線だったのかもしれませんが、女性キャラクター達、特に八九寺と妹達には傍若無人な言動と行動に尽きるところが大いにありました。
 各パターン化されてきている部分もあり、お約束的に安心出来るところもあって、面白いですが、話の展開(本筋?)は、結構飛躍感はありました。
 特に月火ちゃんのホトトギスはなかなかびっくりでした。

アンノウン

アンノウン
著者:古処誠二
文春文庫

 ちょっと気になったタイトルで自衛隊関係のミステリとのpopだったので手に取り、まず解説をのぞいてみたら、あのカメラマン(ルポライター?)の宮嶋さんが書いていた。
 力の入った解説というか紹介だったので、購入していた本です。
 
 帯やあらすじにもあるように自衛隊の中から見た世界での話です。
 これと言ってトリックやアイデアが際立っているようなことは無い話ですが、普段触れることが無い、自衛隊という特殊に位置づけられることが多い環境での、日常、考え方、感受性のような部分が描かれている視点の違い、立ち位置のちがいが見えてきて面白く感じました。

 

2009年10月6日火曜日

「死体」を読む

「死体」を読む
著者:上野正彦
新潮文庫

 読みながら以前も読んだ気がすると思いながら読み進めました。
 最近、ミステリやドラマでは頻発するように感じる法医学を分かりやすく解説?紹介!出来ていると思うので、一読の価値があると思います。
 ってそこで、思い出しました。 既読感を感じたのは、同じ著者の「死体」は語るを読んだのを思い出したからだと思います。
 取り上げている内容は違うのものの法医学的視点で話を進めているので既読感を感じたのでしょう。

2009年10月1日木曜日

必中の急降下 海軍爆撃機戦譜

必中の急降下 海軍爆撃機戦譜
著者:渡辺洋二

 日本の急降下爆撃の黎明期から終戦に向けての降爆に関するお話集です。
 もう少し急降下爆撃に関する技術的なものなのかなと思って読み進めましたが、各インタビューベースのものでした。
 これはこれで、実話にもとづく貴重なものですが、題名とは少し違和感をかんじてしまいました。
 最近は、軍事系の話を読みすぎていたせいでしょうか。

 だれも知らない戦争の実が詰まっているため、期待した内容とは違いましたが、やはり実話としての重みを感じました。
 
 日本では既に忘れ去られたものになりつつあるのでしょうが、事実は事実なので記録が残ってゆくのは良いことではないかと思ったことです。

傷物語 こよみヴァンプ

傷物語
著者:西尾維新
イラスト:VOFAN

 先日読んだ化物語の前日譚となる「こよみヴァンプ」です。
 化物語に比べてストーリーに制約があったのか、引用によることばあそび的な文体が少し押させられていたように感じます。
 しかし、無くなったわけでもなく、委員長の定例フレーズも間違いなく継承されています。
 キャラ設定や、化で描かれていたそのままのストーリーに起こしたようにもも感じ既視感を感じるものでした。