神様のいない日曜日Ⅳ
著者:入江 君人
イラスト:茨乃
ファンタジア文庫
もともと神様と墓守とで異能の力(絶対の力?)をもつ背景がありましたが、3巻から異能者や幽霊なども登場して、今回は願いが叶う塔。
世界が構築されてゆく楽しさはありますが、いろいろと破綻しないかと心配な方向に流れている気もします。
なにかと身勝手になってゆくというよりもキャラクタが立ってきて地が出てきたといったほうが良いかも知れません。
それぞれがどちらの方向へ進んでゆくのか、ちょっと目が離せない不安気な印象を持ちました。
しかし、ほとんどの人が居なくなった世界にしては、生者、死者ともに、墓守もですが、毎回減ってゆきます。
ちょっと心配な世界です。
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