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2012年10月24日水曜日

戦闘機パイロットの空戦哲学

戦闘機パイロットの空戦哲学
著者:服部 省吾
光人社NF文庫

 題名から空戦テクニックやそれらに関するものかなぁと思いながら手に取りました。
 ちょっとだけ違うようで、戦闘機パイロットがどのような人間なのか、どのような思いで飛んできたか、著者の経験をもとに書き連ねたないようでした。
 通常思われる戦闘機パイロットのイメージからそれなりに離れた実像を語っておられます。
 始めは、イメージを壊すような内容かなとは思いながらも読み進めてゆくうちに、すこしにミスでも重大事故(怪我や命にかかわる)につながる可能性のある日々をすごしていると確かに哲学と読んでも良い考え方、行動を取っておられるように感じました。
 本を書かれるだけあって、観察、考え方などなかなか、思ってみても実践は難しいなかなぁと思います。 また、研究熱心なところも多々あり、語られているように他のパイロットの方のちょっとせつな的とも思われる方が一般的なひとなのかなと思いますね。

 いろいろ感化されるところが多くありました。

 最近は、かるい物語系を読むことが多かったので、目が見開かされた感じがしました。

2012年10月13日土曜日

空のタイタニック

スクランブル 空のタイタニック
著者:夏目 正隆
徳間文庫

 スクランブルのシリーズがまだ続いていると走りませんでした。
 タイミングが良いのか、それとも待っていたのか、尖閣にかかわる話です。
 この方のキャラはステレオタイプな方が多く、分かりやすくて良いのですが、分かりやすすぎて、アホなんじゃないかと思わせるところがあります。
 それは良いところなんだとは思います。
 ただ、描かれているイメージされるかも知れない人が読んだら結構もめそうな感じもしてちょっとヒヤヒヤとしたところもあります。
 けれど、空戦や飛行機のことに詳しい方のなので、ちょっと冒険的なところもありますが、技術的な真実味があり、面白く読めました。
 ここまでは無理にしても、現在の状況を打開するような刺激になると面白いですね。
 

2012年10月2日火曜日

ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら

ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら
著者:木村 康宏
幻冬舎

 ラーメン専門?のコンサルタントの方が書いたラーメン屋のマーケティングライトノベルです。
 読みやすい本でした。
 それほど専門的な話が出てくるでもなく、これを参考にラーメン屋を行おうというには、ちょっとですが、いろいろな気づきとかはありそうです。
 実際に役に立ちすぎる話をしてしまうとコンサルタントも成り立たなくなるかも知れませんしね。