2014年7月19日土曜日
書店ガール3 託された一冊
書店ガール3 託された一冊
著者:碧野 圭
PHP文芸文庫
書店にまつわる話の3巻目、両主人公のひとりの理子さんはエリアマネジャーとして、出世しています。 もうひとりは育休明けの子持ちの社員、各立場で各立場なりの本屋、中では書店員と呼んでいますが、
書店員の心情が吐露され描かれています。 1巻、2巻に比べれば心情的なことよりも、書店としての店の作り方、福島の現状などのほうがクローズアップされた感じはしました。
やはり普段通っていてもわからない書店や書店員の考え方があるのだなということが描かれていて、面白いなぁと思います。
紙の書籍は売れない状況になってきているとは聞いていますが、そのような出版状況も出てきます。 普段思いもしない視点があって続けてほしいシリーズです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿