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2015年11月22日日曜日

ブレイドライン 1~6

ブレイドライン
著者:水野 良
角川スニーカー文庫

 久しぶりの投稿です。
 かつ積読していたものを手に取って読んでいましたが、最近は、速度が遅くなっているようですね。
 ブレイドラインを1巻から最終巻の6巻までを読破しました。
 まとめて書くのも初めてかもしれません。
 
 和製ではなく、和風ファンタジーとして、ヒロイックファンタジーでした。
 剣と魔法のようで、刀と神力の世界です。

 その世界で、主人公のヒエンがそれぞれの三柱の神たちの力をもとにした武術や心霊術、妖力を使って、狂った神の一人によって、鬼となる敵と戦い勝ち取ります。
 月刊誌に連載されていたものがベースなので、一話一話が簡潔であっさりと決着がついてしまい、少し物足りないところです。
 ライトノベルの宿命か、恋愛とちょっとしたお色気も話に取り込まれており、ちょっと、無理していると感じたところもありました。
 などと不完全燃焼に感じるところが多かったのも確かですが、和風に感じる世界で面白い世界が創造されていて、読後感としては、面白かったです。

2015年8月27日木曜日

補給戦 何が勝敗を決定するのか

補給戦 何が勝敗を決定するのか 著者:マーチン・ファン・クレフェルト 訳者:佐藤 佐三郎 中央文庫  戦争の補給に関する学術書?というのでしょうか。  16世紀から第二次世界大戦までの戦争の物資の補給に関する研究書です。 たぶん  あまり戦いについては書いていませんが、物資の調達方法が現地調達から実際に鉄道やトラックを使って、補給するにあたって物資数や移動や輸送手段を数値を使って 書き出しています。  たしかに、戦術書や戦略に関する本に補給に関する記述は見たことがありますが、実際の輸送手段や実際の物資のトン数が出てくるものは少ないというか見たことがなかったと 思います。  ちょっと厚めで時間がかかりましたが、たまにはこのような内容の書籍もよいなと思いました。

2015年8月11日火曜日

宇宙軍士官学校8

宇宙軍士官学校-前哨-8 著者:鷹見 一幸 ハヤカワ文庫  傭兵として参戦していることから士官学校はすでに卒業している気もしますが、まだテスト段階で、本番の地球防衛線からが本番ということなのでしょう。  前巻で窮地に向かい始めたところであったので、どのようなアイデア?機転を利かせた対応を行うのかなと期待大でした。  ここらはあまり機転ではなく、常道で素早く対応がめいんでした。  前例にとらわれない発想というよりは実行力でまたまた活躍です。 戦術では各個で活躍するものの戦略では負けで、反撃があるのか?けれど巻数も 決めて進んでいるので実際の本番は別シリーズになりそうかもです。  特攻野郎Aチームというアクション映画がありましたが、あれと同じようにアイデア、機転による逆転劇は面白く毎回期待しますが、実際は難しいとは 思います。 期待ししすぎも駄目なのでしょうね

2015年8月9日日曜日

中国軍を阻止せよ! 上下

中国軍を阻止せよ! 著者:ラリーボンド 訳者:伏見威蕃  いかにも世界情勢を含めて、それっぽいです。  ストーリーの中では、2016年、来年です。 情勢的にも南シナ海でありそうなシチュエーションです。 もしかしたら、すでに似たような沿岸同盟の一部が結ばれているのでは? と思わせる内容です。  反日的なところもあるのと、やはり最後は核なんだなというところが、日本人的には引っかかりますが、やはり核にはいろんな意味でインパクトのあるものだというのが、8月6日の 広島、9日の長崎の日で読了したこともあり感慨深いものです。

2015年7月19日日曜日

王立調査船、進撃!

海軍士官クリス・ロングナイフ 王立調査船、進撃! 著者:マイク・シェパード 訳者:中原 尚哉   今回は、フロンティアな宇宙で異星人の遺跡への調査がメインかとおもいきや、海賊や盗賊や怪しげな宗教、最終的には、敵に塩を送る展開に・・  確かに遺跡調査は前巻で行っていますが、その続きかなとは思いますよねぇ。  結局、ひきこもった人を追い立てて、恨みを買って、地上げ(星上げ?)を見つけてやっつけて、痛快ですが、自滅願望があるかの活躍です。  いやいやどこまで行ってしまうのかほんと楽しみというか、心配です。  あとがきからは、結構な巻数が出ているようなので、翻訳も頑張ってもらってついて行ってほしいところです、

2015年7月7日火曜日

GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 外伝2.黒神の大祭典編

GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 外伝2.黒神の大祭典編 著者:柳内 たくみ アルファライト文庫  本編が終わって?外伝も2巻目です。 外伝といいながらもあんまり本編の流れと変わっていないかなと思いましたが、 正式に?自衛隊が武器を使って戦っていないので外伝なのだそうです。  名前だけ出てきていた亜神が勢ぞろいですが、やはりかわった神々が勢ぞろいです。  新米の亜神も変わっていながらも今回メインのロリィの過去と並行進行、結果はそれなりに丸く収まるハッピー?エンド だと、たぶん、おもう展開でした。

2015年6月26日金曜日

史上最強の大臣

史上最強の大臣 THE CABINET2 著者:室積 光 小学館文庫  史上最強のシリーズの第2弾です。 あまり見かけることが少ないと思う政治もののパロディです。  今の政権が二軍で、影の内閣があるっていう内容で、パロディながらもこれはっていう政策説明もあって引き込まれます。  今回は第二段で内閣全員登場ではなくって、文部科学大臣が単身で大阪の教育問題対策ということで、当時(話が書かれたころ)では 時事問題となっている内容ですねぇ。  時事を含む、政治のパロディ いやぁこの手のものは難しかったり、わかりにくく一部の人にしかわからないのではと思えるものが多い ように思いますが、そんなことはないです。 あんまり時事ネタに興味ないような方たちもニヤリと思わせるところがたくさんあると思い ますね。  続編があることを期待します。

2015年6月21日日曜日

ニセ科学を10倍楽しむ本

ニセ科学を10倍楽しむ本 著者:山本 弘 ちくま文庫  この手の話は、構好きで、見つけると手に取る、TVなどでやっていると見てしまうなどありますね。  必ずあるのは血液や水の話で、今回のものもありましたね。  けれど、一番あるのは、メディアリテラシーをしっかりと持つところですね。 けれど、この手の話題は、 楽しい話題になるところなんですよね。    うん、楽しいです。

2015年6月9日火曜日

皇国の守護者9

皇国の守護者9 皇旗はためくもとで 著者:佐藤 大輔 中公文庫  内乱も今回の巻で終息です。 やはりというべきか新城さんとお姫さん大活躍ですね。  脇役な方達も面白いキャラクターが満載で、いろいろと活躍が楽しみなのですが、文庫化まえのノベルズのほうも9巻?までしか出ていないようで 終わってしまっているのか気になる内容です。

2015年5月29日金曜日

書店ガール4

書店ガール4 パンと就活 著者:碧野 圭  続きは無いのかなと思っていた書店ガールの4巻が出ていたので購入し、読みました。  主人公だと思っていた店長達と店は、出てくるものの今回はサブでした。  前巻では少しだけ出ていたバイトと書店なかまが主人公な巻でした。  どちらにしても書店と本が主題であり、楽しく読めました。  ドラマも放映されているようで、ドラマ装丁のブックカバー仕様でした。  東京以外の書店と商店街と学生の就職活動とつながりがなさそうなところにつながりがあり、 かつ二人の書店にかかわる女性がダブル主人公的になっています。  これは、長く続くと代替わりをしてゆくのか、今回の人が就職してつづくのか? ちょっと気になりますね。  

2015年5月4日月曜日

皇国の守護者8 楽園の凶器

皇国の守護者8 楽園の凶器 著者:佐藤 大輔   内乱発生、話内では蹶起として描かれています。   あえて日本語で読み替えて記述されているのも仮想戦記としては、現実で無い世界を感じさせるきキーワードになっているように感じます。   いろんなジレンマがあるなかで進んでゆく蹶起ですが、実際にどのように対処するのか? 楽しみなところで終了で、次巻に続いています。   話内では時系列が前後するのですこし混乱しましたが、結果がわかっているところとこれからの部分などうまい具合にはぐらかされている感もあって 楽しみです。    外伝となる「我らに天佑なし」などは世界観をこわさず新たな話を語られるのは、面白いですね。 決着はつかないところが仮想ながらも歴史を かんじさせます。

2015年4月14日火曜日

宇宙軍士官学校ー前哨ー7

宇宙軍士官学校ー前哨ー7 著者:鷹見 一幸 ハヤカワ文庫  ”魂の試練”を受けて急展開、粛清者の侵攻が始まり士官学校生のはずが、外人部隊のような位置づけで出陣です。  勝ち点をとれば負けな部分もありながら順調にポイントを取ってゆく、最後にはまた1ポイントゲットな展開が予見される終わり方でした。  なにか落とし穴がありそうでもありますが、成長物語的な英雄譚はファンタジーの王道、定番です。   やはり足を引っ張る人たちや同じように面倒な人が育ちつつある後衛も地球人類として活躍しそうです。  楽しみなのですが、粛清者とは何者か? またケイローンより上位の人たちや本当の人類の祖先ななぞは解かれていません。  実際に解かれてゆくのかも楽しみになってきていました。  

2015年4月6日月曜日

海の男/ホーンブロワー・シリーズ5 パナマの死闘

海の男/ホーンブロワー・シリーズ5 パナマの死闘 著者:セシル・スコット・フォレスター 訳者:高橋 泰邦   原題が「TheHappyReturn」ですが、邦題は パナマの死闘 確かに邦題はなかなか良い題名に思えますが、原題でのHappyもいろんな意味に取れてどれにかけているのか?気になるところです。   結果的には、よい方向になった航海ですが、紆余曲折がありすぎる、二転三転どころか四転五転、大どんでん返しですね。   稚拙な感じもあるのですが、恋話もあり、後の話にいろいろと展開しそうなものが目白押しです。   若いホーンブロワーの話からですが、出版されたのは、この話からとのことなので、なかなか難しいところですね。     帆船や軍隊のことがやはり根本がわかっていないのかもしれないけれど、今後海軍提督まで登りつめるはずのホーンブロワーの活躍を楽しみに次の巻を手に取ることにします

2015年3月17日火曜日

フルメタル・パニック!アナザー10

フルメタル・パニック!アナザー10 著者:大黒 尚人 原案・監修:賀東 昭二  アナザーも10巻です。  前巻のクーデーターをまだ引きずっています。 この流れでゆくとこのまま新たな展開に突入する感じですね。  一度日本に戻ってかなとはおもったもののそんな簡単ではないようです。  メインASの開発背景など前シリーズのネタから発展した話はつながってくると面白いですね。 絡まっていてもつながりのある 話は安心します。

2015年2月15日日曜日

はたらく魔王さま!

はたらく魔王さま! 著者:和ケ原 聡司 電撃文庫  しばらく前にアニメになっていたようで、気にはなっていたものの手を出していませんでした。  異世界の魔王が勇者というのは最近ありがちな感じではありますが、やはり力を保持(維持)できていないと考え方や行動が変わってしまうのは、 ところ変われば、立場変わればを地で行っています。 変わりすぎ?小さくなりすぎなところもありますけれどね。  ライトノベルの賞も受賞しているようですので、人気があるのもわかる作品です。  今後 個人的には、大家さんがどう絡んでゆくのか気になります。

2015年2月8日日曜日

GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 外伝1.南海漂流編

GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 外伝1.南海漂流編 著者:柳井 たくみ アルファライト文庫  本編が終わっていたと思っていたら、外伝が出ていました。    外伝なのでと思っていましたが、GATEが閉じたあとの後日譚?、異世界から帰ってくるまで間の話です。  各サブ(メイン?)なキャラクタのエピソードが絡んで描かれています。     結局主人公は、不本意な形で活躍しているものの、サブなキャラクターたちが活躍しています。  主人公と自衛隊の活躍が少ないのだ、すごく残念ですが、これが、このGATEといえばっとの感じですね。

2015年2月1日日曜日

マンガでわかる!タスク管理超入門

マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門 著者:岡野 純 リットーミュージック  最近は、まんがでとか簡単とかにツイ手を伸ばしてしまいます。  今回もマンガでわかる!タスク管理超入門です。 コンピュータ系のSEっぽい仕事をしているせいか、時間管理、タスク管理などのキーワードは気になります。  結構当たり前のことを書かれていますが、また、知っていることな内容ですが・・・  まあ、改めて整理してもらって再理解と考えれば一般のタスク系管理の本に比べればいま時で頭に入りやいと思いました。  内容的には薄い感じはするのですが、書名のように超入門ってことを考えれば、とっつきやすくてよいと感じています。  これらの考え方になじみのない方など、最近似たような悩みを持った人などには良いと思います。  ちょっと値段的にはコミック的に考えると高い気がしますが、ねぇ

2015年1月30日金曜日

皇国の守護者7

皇国の守護者7 愛国者どもの宴 著者:佐藤 大輔 中公文庫  

2015年1月22日木曜日

トルコ沖の砲煙

トルコ沖の砲煙 海の男/ホーンブロワー・シリーズ<4> 著者:セシル・スコット・フォレスター 訳者:高橋 泰邦   ホーンブロワー4巻です。   本巻では、勅任艦長として、スプール艦を取り仕切ります。 といいながらもネルソン提督の葬儀や宝物の回収などイベント盛りだくさんです。   家族、任務 結構昔の話とは思えないです   けれど木製帆船はなじめない部分が多く、読んでいても艦の動きや艤装の意味など分かっていないです。   それを差し引いても読み継がれる理由が感じられる話です。

2015年1月2日金曜日

ビブリア古書堂の事件手帳6

ビブリア古書堂の事件手帳6 栞子さんと巡るさだめ 著者:三上 延 メディアワークス文庫  今回は1冊すべて太宰治です。  作者を含めて薀蓄な話は好きですね。  けれどこれだけ人気?の作家の話は使い古されている感じはしますが、まだまだ研究は進んいでいるようですね。  薀蓄系好きですね。