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2016年12月19日月曜日

異世界居酒屋「のぶ」二杯目

異世界居酒屋「のぶ」二杯目
著者:蝉川 夏哉
宝島社文庫

 久しぶりの更新です。
 読んでいなかったわけではないですが、書きそびれていました。

 異世界居酒屋のぶ 異世界でも、現世界でもなぜか料理を食べる小説、コミック、ドラマ、バラエティーなど結構あるように思います。
 最近特によくある? 目につくように思います。

 この作品もその一つかな。

 1話に最低、一品の料理とそれに関するちょっとしたエピソードを絡めて、見た目と味を表現している感じです。
 二杯目である本作品は、料理だけでなく、その料理を好む人たちの思い入れのほうを少しだけ強く描いているようです。

 たまに控えようと思っている揚げ物や脂がのって香ばしく焼けた魚など食べたくなりますね。

 


 

2016年9月6日火曜日

書店ガール5

書店ガール5
著者:碧野 圭
PHP文芸文庫

 このシリーズも5巻目です。
 署名のインパクトで手に取って、きっとガールではないなぁと思われる主人公。
 ライトノベルの新人賞ネタですね。 著者が編集を行っていたとあとがきにもあって、本当にあったかもしれない展開なのだろうと思います。

 それらしい、本屋業界の話が見え隠れして、面白く読みました。

 最近、本屋がさみしい感じがするので、このような盛り上がりが出てくると良いなぁと思います

 

2016年8月29日月曜日

タイタニア 1~5

タイタニア
著者:田中 芳樹
講談社ノベルズ

 以前に途中までか、最後まで読んでいたと思うのですがストーリーを忘れていたので、読み直し?てみました。
 銀河英雄伝説のイメージが強く、なぜこのような流れになるのか動機的な背景が見えなさ過ぎて、難解さを感じてしまいました。
 最後のミステリーでは謎解きにあたる部分も納得できるというか落ち着く感じにはなりませんでした。
 人間なドラマなので、あり得るような気もしますが、4公爵と藩王的な対決のほうが納得しやすい感じはしました。

 

2016年8月21日日曜日

異世界居酒屋「のぶ」

異世界居酒屋「のぶ」
著者:蝉川 夏哉
宝島社文庫

 これは分類がわかりませんが、ライトノベルの棚に並んでいました。
 料理番組や紹介番組が多いこともあり、なんとかのグルメなど職場帰りや出張先で現地や旬の食べ物、料理を食べるだけのドラマなども人気があると聞いているなか、これのその一つかもしれません。

 ところどころに出てはきますが、なぜか異世界に店がつながっている居酒屋に来る、異世界の人々に居酒屋のメニューをたべさせる、だけといえばだけの話です。
 けれど、美味しく、食べる姿は、上記の番組やドラマなどに通じるものがあり、薀蓄を垂れながらも美味しく食べている姿(文章ですが)は、心惹かれますね。
 まだ続きもあるようなので、今後も期待したいと思います。

増補 サバイバル! 人はズルなしで生きられるのか

増補 サバイバル! 人はズルなしで生きられるのか
著者:服部 文祥
ちくま文庫

 久しぶりに表紙につられて購入しました。
 著者が獲物をかついだ姿の写真です。
 著者のスタンスに完全に納得できるものではありませんが、ハイキングをたしなむ程度は野山に入りますので、本当に装備を削って生活ができる昔ながらの生活は気になりました。
 
 最近は災害ににより、サバイバルな生活を余儀なくされる、強いられることもあるのではと考えさせられることもあるので、いろいろと考えさせられる本でした。

2016年7月9日土曜日

スパイのためのハンドブック

スパイのためのハンドブック
著者:ウォルフガング・ロッツ
訳者:朝河 伸英

 スパイ、諜報員をしていた過去を持つ人が露出して、経験を生かして本の書く。
 スパイというよりは、軍事や傭兵の方での話は結構読んだ記憶がありましたが、スパイの話は出ていながらも本当にスパイだったという人の本は初めてかもしれません。
 
 署名からその手の小説かと思って手に取ったんですが、本当にハンドブック的な内容となっています。
 経験をどこまで生かして、暴露しているのかはわかりませんが、1割でもすごいことかもと感じました。 


2016年5月16日月曜日

ラグランジュ・ミッション

ラグランジュ・ミッション
著者:ジェイムズ・L・キャンビアス
訳者:中原尚哉

 久しぶりに近未来、ちょっと先の未来でありえそうなSFを読みました。
 衛星軌道上での衛星を利用した海賊行為です。
 予算などの制約とドラマが展開されます。 ちょっとだけ流れが読めてしまうな懐かしい展開な部分もありますが、ちょっと先にはありそうで、やっぱり少し先でも人間的なドラマになるんだとの安心感もあって楽しく読了しました。

2016年5月3日火曜日

宇宙軍士官学校9 -前哨ー

宇宙軍士官学校9 -前哨ー
著者:鷹見 一幸
早川書房

 積んどいた本を連休に片付けようとおもったものの全く、進捗が思わしくなく、やっと1冊です。
 独立軍として、他星系での戦いがおわったら、地球、太陽系での粛清者現れ、休み暇なく次の戦いへというとことです。
 相変わらず、思考実験的な部分も多いですが、思い込みや視点の変化などわかっているもののできないことをやろうとしています。
 周りも大人な対応する人たちが出てきており、マインドリセットという技はほしいものんです。

 教官?主人公?である有坂さんだけではなく、生徒であるメンバーも描かれ始めて世界が広がってきています。 コロニーの中島さんもいましたね。

 世界が広がると背景に深みが出てきてより世界が見えてくる気もしますので、もっと世界を見せてほしいと思います。

2016年3月30日水曜日

フルメタル・パニック!アナザーSS

フルメタル・パニック!アナザーSS
著者:大黒尚人

 アナザー後半の雑誌に連載されたショートストーリー集です。
 このような軽いノリでお気楽な話は、本編と相まって本当に好きですね。
 この手の話に定番の海での水着会や温泉会がありました。
 

2016年2月12日金曜日

碧空のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート

碧空のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート
著者:福田 和代
光文社文庫

 題名をみて気になっていた本でした。
 著者も福田和代さんで、SF系の話で読んでみようと思っていた方でした。

 ちょっとイメージの違いました。 もっと自衛隊自衛隊していたり、震災を絡めたイベントがあるのかと思ったのですが、違っていました。
 自衛隊の課業のなかで身近な謎(ミステリー?)でした。
 音楽隊なので、もっと楽器や音楽的な話題も豊富に出てくることはなく、けれど自衛隊だからこそな話題もあって、イメージとは違いましたが、面白く読み終えました。

2016年2月6日土曜日

細雪

細雪
著者:谷崎潤一郎
新潮文庫

 年末から読みだして、はじめはとっつきにくく、後半になって、速度が少し上がりました。
 二年ほど前に魚崎に行く機会があり、椅松庵を見学して、一度読まないとと思っていました。
 購入はしていたもののなかなか手を出す機会がありませんでしたが、やっとですね。

 大阪弁で紡がれていて、会話の中でも「ふん」などで会話になっているのかもわからない
会話があったりして、面白みを感じました。
 没落?したとは言いながらも上流な生活を送っている4姉妹(実質は3姉妹)の生活で、下の二人の雪子、妙子の二人のイベントが中心に進みます。
 淡々としながらも艶やかに雰囲気もあり読み継がれてきている物語であることは納得の作品だと思います。

 最近は、ライトな文章を読むことが多いのと、本を持ち出すのを忘れて別のものを読んだりして、ほんとに長い時間をかけて読んだ気がします。

2016年1月31日日曜日

なれる!SE14 世にも奇妙な?ビジネスアライアンス

なれる!SE14 世にも奇妙な?ビジネスアライアンス
著者:夏見 公司
電撃文庫

 今回のSEは、外伝的なエピソード集です。
 キャラクターを別の視点で見えたりするので結構好きですね。
 本編には出てこない面を描いているEp1&2、3&4は本編とあんまり変わらないかなと思います。
 年末から読んでいる本が別にありますが、それが読み切れていませんが、ライトノベルは本当に軽く読めて良いですね。
 


 

2016年1月26日火曜日

GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 外伝4.白銀の晶姫編 

GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 外伝4.白銀の晶姫編
著者:柳内たくみ
アルファライト文庫 

 外伝もラストで、新たにGATEを開くまでの内容でした。
 今回は、レレイとレディの会です。
 相変わらず主人公の伊丹さんは振り回される役ですが、やはり主人公でキーマンにはなっていますね。