日本崩壊 上/下
著者:御堂地 章
ハヤカワ文庫
2001年に2003年の近未来として書かれたミステリ?です。
なにか今の世相を完全に先読みをしたような感じを受けた無いようでした。
政治と経済のサスペンスタッチの作品で、連立与党が選挙で負けるのが見えているのでその起死回生を図って、いろいろと手を尽くす。 それが、政治的、経済的に日本を崩壊に導くことになってゆく。
公共工事で日本が崩壊に向かってゆくなど、すでに間に合わなかった感もあるところですが改めて現在の日本が危ういのではないかとつくづくと考えさせられます。
ここまで、危機迫る状態でないことを祈りたいですが、すでに手遅れになっていないか心配な内容でした。
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