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2010年4月29日木曜日

超日米大戦 上 米本土攻略計画

超日米大戦 上 米本土攻略計画
著者:田中 光二
学研M文庫

 田中光二さんの超シリーズです。
 今回の題材も太平洋戦争ですが、いきなりの米国本土攻略です。
 灰色の方もほぼしょっぱなから登場で、完全にロジスティック担当です。

 今回も日本の兵器ベースの超兵器登場で、ハワイの無血占領して、米本土です。
 毎回ながら思考シミュレーションとしては、面白いと思います。
 しかし、ある程度のものが必要とはいえ、超兵器すぎるのも気になります。
 けれどつりあわないのかな 続きが楽しみです。

ねこ耳少女の量子論

ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理学
著者:竹内 薫
漫画:松野 時緒
執筆協力:藤井かおり
PHP研究所

 先日の軌道エレベータを読んだためではありませんが、とっつき易いノンフィクション系の話をと思ったけれど数式や技術論を読むのも疲れそうだったので、平積みになっていた本を手に取りました。

 一時期、SFやブルーバックスで似たような題材のものをいくつか読んでおり、理解できない部分がたぶんにあるなぁという思いもあって、内容は薄くてもイメージの湧きやすく分かりやすく描かれているだろうと感じたのと、奥付の著者達がみんな猫好きでの紹介文を見てそれならとおもったのもあります。

 ちょっと物足りないところもありましたが、量子論の入門というか取っ掛かりとしては、やさしく分かりやすく出来ていると思います。
 かつ、ありがちな方程式を多用して詳細の説明に入るわけでなく、基本と思われる事象、現象を押さえられているのはすごいかなと思います。
 これで興味を持てば、次の本なりを手に取ることになるでしょうね。
 私は、題材にしたSFを掘り出して読み返すか、同じように掘り出したブルーバックス系書籍を読み返してみようかなと思いました。
 これで、この値段であれば、まずまずではないでしょうか
 

軌道エレベーター 宇宙に架ける橋

軌道エレベーター 宇宙に架ける橋
著者:石原藤夫・金子隆一
早川書房

 以前、ハードカバーの書籍を見て、読んでみたいと思い図書館を回ったことを思い出し、結局図書館には見つからず、読めなかった記憶があります。
 文庫版が出ていたので先日購入していたのを手に取りました。

 最近では、アニメやSFで普通に出てくる宇宙エレベーターです。 私も始めて目にしたのは、SFマガジンの小説であったと記憶していますが、内容は覚えていません。
 スペースコロニーのノンフィクションエッセイそうですが、真面目に物理的にやさしく解説がされています。
 材料的な問題点はまだあるかも知れませんが、経済的、政治的な(主に作成目的?)が問題がクリアされれば、現時的に作れそうな気がしています。
 SFは好きだが、物理学や数式に弱い私としては、うれし、痛しの本ですね。
 
 SFとしてのアイデアを利用、発展させたものの紹介もあるので、あらためて手に取ってみようかと思います。 

2010年4月26日月曜日

鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム

鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム
著者:雨木シュウスケ
イラスト:深遊
富士見ファンタジア文庫

  いつの間にか気が付かないうちに第3部になっていたようです。
 たしかに前巻で、決着らしきものはついていたので言われてみればって処ですが、ストーリの中でも季節が変わり、学園も学年が変わり別れと出会いの時です。
 っとあまり新たな登場人物が増えたわけではありませんが、ツェルニとグレンダン以外の都市にもひろがって行くようです。
 都市間の連絡もままならないようでいて、思ったより緊密に連絡が取れているようでいてちょっと世界観がつかめなくなってきました。 読解力の低下をきたしているのでしょうか
 あらためて読み直したほうが良いのかも知れません。
 どちらにしても主人公?(のはずの)のレイフォンは全く活躍しませんでしたね

2010年4月25日日曜日

聖剣の刀鍛冶 2BlackSmith

聖剣の刀鍛冶 2BlackSmith
著者:三浦勇雄
イラスト:屡那

 まとめ読みなので2巻目です。
 エピソードを重ねながら、世界の謎というか本質が明らかにされていっています。
 今回は、世界の本質であるヴァルバニルがなにで、ルークが何者であるかが明らかにされました。
 しかし、まだセシリーがどのようにかかわってくるのかは分かりません。(主人公ですが)
 また、主人公なのにバカをウリに感情に流されるキャラにどんどん色付けが強化されていっています。
 これからの成長とのギャップなのかもしれませんが、経験、知識、腕前がすべて無いのですからもっと他に何かほしいところです。
 あぁ、没落しているけれど、家柄と埃、負けん気は十二分にあるようです。
 けれど、やっぱり主人公は、ルークでヒロインは、リサ(リーザ)で、セシリーの語りなんですよね。

風の聖痕Ignition6 ヒミツのカンケイ 

風の聖痕Ignition6 ヒミツのカンケイ
著者:山門 敬弘
イラスト:納都 花丸
富士見ファンタジア文庫
 
 風のスティグマ短編集の6巻目です。
 これが最後の・・の帯が付いていて、何だろうと思っていたら、著者がお亡くなりになっていて、最後ってことでした。
 本編の方もしばらく出ていないなと思っていたのですが、そのようなことになっていたなんでびっくりとしてしまいました。

 内容は、短編集なので、本編と違って簡潔でユーモア度アップの作品郡なので楽しめました。
 これが、終わりとなると寂しい限りです。

2010年4月22日木曜日

氷結鏡界のエデン 3黄金境界

氷結鏡界のエデン 3黄金境界
著者:細音 啓
イラスト:カスカベアキラ
富士見ファンタジア文庫

 新たな登場人物も登場して、新たな謎や見えて来た世界と広がりを見せてきています。
 主人公のシュルティスは、相変わらず無茶を続けながらも階段を駆け上がっているようです。
 
 やはりエリエが一番キャラが立っていて良いですね。
 イリスも良いアクセントになっていて、いろいろとキーにもなりそうです。
 
 前作の黄昏とつながりのような描写もあり、続きが楽しみなシリーズになってきました。

2010年4月20日火曜日

聖剣の刀鍛冶

聖剣の刀鍛冶 
著者:三浦 勇雄
イラスト:屡那
MJ文庫

 しばらく前にアニメをやっていたらしい、「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」を読み始めました。
 題名が鍛冶屋なので、鍛冶屋さんが主人公なのかと思ったら、ちょっと違いました。
 どうも鍛冶屋が打った刀を使う女性騎士が主人公で、鍛冶屋は特別な秘密を持っている感じですね。

 表紙を見直すと #1knightと記述が・・・
 
 確かに何冊かまとめて手元にありますが、もともと続くの前提のものだったのですね、だから中途半端な感じな終わり方だったようです。
 まだまだ読めていないようです。

2010年4月13日火曜日

ダーティペアの大帝国

ダーティペアの大帝国 ダーティペア・シリーズ7
著者:高千穂遥
イラスト:安彦良和

 文庫版になって手に取りました。
 最近は、自転車関係の本を出しているので気にしていましたが、このシリーズが続いているとは思いませんでした。
 そういえば、大征服は完結をしていなかったのを思い出しました。
 まま、ピカチューな世界もびっくりしますが、ジャンル問わない知識というかアンテナの張り方がすごいなぁとあらためて思います。

2010年4月7日水曜日

星図詠のリーナ

星図詠のリーナ
著者:川口 士
イラスト:南野 彼方
一迅社文庫

 マッピングをメインにしたファンタジーってふれこみでしたので、手に取りました。
 最近、ファンタジーファンタジーしたものを読んでいなかったのでね。

 ある程度期待どおりに中世ファンタジーな世界でした。
 
 好ましいのは、地図が好きなだけあって、歩測やマッピングをちゃんと取り上げているところです。
 ここらあたりは、初期のRPG系ゲームを彷彿させます。
 最近、ゲームでマッピングをすることは、ほぼ無いですが、地下迷宮(ダンジョン)や島レベルのマッピングを書き出したのを思い出しながら、楽しむことが出来ました。
 しかし、ドラゴンは、神話的な世界として登場させないほうが良かったかなというのがちょっと残念に感じたところでしたね。
 

2010年4月4日日曜日

彼女は戦争妖精5

彼女は戦争妖精5
著者:嬉野秋彦
イラスト:フルーツパンチ
ファミ通文庫

 今回は、登場人物も増えています、キーマンだと思っていたハーン君の退場から始まって謎の多そうなミントレルのメンバーも出揃ってきたようで、佳境に突入のようで、まだまだ主人公のレベル不足のようにも感じられます。
 ただ、何かしら食べているシーンが多いのでお腹が空いているときに読むとちょっと悩ましくなりますね。 今回も夕食前に読んだのでちょっとインパクトがありました。

ジョン&マリーふたりは賞金稼ぎ 結婚しちゃいました!!

ジョン&マリーふたりは賞金稼ぎ 結婚しちゃいました!!
著者:枡田省治
イラスト:水玉蛍ノ丞
ハヤカワ文庫

 ノリの良いライトな感じのファンタジーでした。
 立場的には、主人公になりにくい騎士学校の騎士になれなかった卒業生と親が偉いさんの娘の
魔法使いが結婚をするためにファンタジー世界を冒険する。
 著者は、ゲームのデザイナーをやっているようで、確かにゲームのRPGを彷彿させるイベント続出の話でした。
 後書きにも書かれていますが、たしかに冒険に出る目的が軽いのですが、一般的にはありそうな目的です。
 まあ、解決手段がありえないですが、これからも続きそうで面白いですね。