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2010年4月29日木曜日

ねこ耳少女の量子論

ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理学
著者:竹内 薫
漫画:松野 時緒
執筆協力:藤井かおり
PHP研究所

 先日の軌道エレベータを読んだためではありませんが、とっつき易いノンフィクション系の話をと思ったけれど数式や技術論を読むのも疲れそうだったので、平積みになっていた本を手に取りました。

 一時期、SFやブルーバックスで似たような題材のものをいくつか読んでおり、理解できない部分がたぶんにあるなぁという思いもあって、内容は薄くてもイメージの湧きやすく分かりやすく描かれているだろうと感じたのと、奥付の著者達がみんな猫好きでの紹介文を見てそれならとおもったのもあります。

 ちょっと物足りないところもありましたが、量子論の入門というか取っ掛かりとしては、やさしく分かりやすく出来ていると思います。
 かつ、ありがちな方程式を多用して詳細の説明に入るわけでなく、基本と思われる事象、現象を押さえられているのはすごいかなと思います。
 これで興味を持てば、次の本なりを手に取ることになるでしょうね。
 私は、題材にしたSFを掘り出して読み返すか、同じように掘り出したブルーバックス系書籍を読み返してみようかなと思いました。
 これで、この値段であれば、まずまずではないでしょうか
 

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