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2011年9月29日木曜日

砂上の剣 イーハの少年剣士

砂上の剣 イーハの少年剣士
著者:水藤 朋彦
メディアワークス文庫

 とりあえず初見でびっくりしたのは、ライトノベルとしては、厚いことです。
 背表紙が3cm以上ありました。
 そのため、ライトノベルは、数日で読み終ることが多いですが、通勤の移動時間だけですが、一週間以上かかってしまいました。
 闘技場にまつわる少年剣士の物語。
 特に精神的な挫折と成長です。 ありがちな感は感じましたが魅力あるキャラクター達が登場するため楽しむことが出来ました。
 今後の話があるかは分かりませんが、後日譚なりがあっても面白そうです。
 

2011年9月23日金曜日

反撃のレスキュー・ミッション

反撃のレスキュー・ミッション
著者:クリス・ライアン
訳者:伏見威蕃
ハヤカワ文庫


  STRIKE BACK
  翻訳前の題名です。 シンプルな題名も良いですが、邦題もなかなか良い感じをうけます。
  元SASの方だけあって、泥臭いながらもリアリティのある内容です。
  作風なのか、世相を反映しているのか、主人公はヒーロー然としておらず、身持ちを崩して底辺を徘徊しています。
  世の中複雑で無いかも知れませんが、ちょっと本当の敵というか謀略の部分が透けて見えます、わかっていてもの部分がたぶんにありますので、楽しんで読めました。 人気のあるのもうなずける内容です。

2011年9月18日日曜日

新人OL、社長になって会社を立て直す

新人OL、社長になって会社を立て直す
著者:佐藤義典
青春文庫

 ちょっと残念だったのが、すごい会社の売れるしくみ新装分割版のようなものだったのところです。
 購入時に内容をみればよかったのかも知れませんが、新たにうれたまさん(勝さん)が活躍するのかなと思っていたのですが・・・

 前作よりも読み易くなったように思うので、よりとっつきやすくなったかも知れません。
 

2011年9月14日水曜日

なれる!SE5

なれる!SE5 ステップ・バイ・ステップ?カスタマーエンジニア
著者:夏海 公司
イラスト:Ixy
電撃文庫

 仕事をさがさない。
 身につまされる言葉から始まる今回の話。
 相変わらずのハチャメチャ展開ですが、すこしは一端見受けられる仕事だけに笑っていられない。
 ちょとだけそれぞれのキャラと会社の設定が垣間見れるところです。

 今回は、CEの仕事。 言われたままのマニュアル的にこなすひとも多いのですが、本当に我慢強く、振り回される職種だと思います。 
 裏技的な解決手段となっていますが、前向きな解決手段の提案が出来る良い側に回った無いようでした。 通常は、突っ込まれて、事なかれで裏目に出ることも多そうです。
 
 実際は、品質と今後の飯の種を確保するためには、ある程度は行っておかないといけない仕事探し。
 分かっているけれど、半々な納得です。
 しかし、何かやることがありますがでは無くって、自分でコントロールできるように、コレをやりましょうか? で進めたいところですね。
 

2011年9月12日月曜日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない9

俺の妹がこんなに可愛いわけがない9
著者:伏見つかさ
イラスト:かんざきひろ
電撃文庫

 今回は、主人公の京介さん以外の視点からかかれています。
 そのため、既に本編が終わってしまったかのように思いますが、まだまだ続くようです。
 8巻の続きを別視点からとなっていて、壊れかけていたそれぞれが本当に破綻した人たちになってしまっています。
 あやせさまは、信者をどんどん集めているようですし、兄’sは、どんどんシスコンパラメータを伸ばしているなど、普通度が下がってきていますね。
 
 ちょっと惰性も入ってきていますが、新たな試みもされてきている続きが楽しむですね。
 

2011年9月11日日曜日

山がわたしを呼んでいる!

山がわたしを呼んでいる!
著者:浅葉 なつ
イラスト:方密
メディアワークス文庫

 2000m級の山小屋の話と目について、手の取った作品です。
 最近、行けていませんが、富士山を含めてそれなりの夏山を登ったことがあるので、面白く読めました。
 それぞれのエピソードが確かに勘違いしそうなネタ的なものがが多く、笑い話として冗談として言われているものを地でいった感じがしました。
 誇張、演出しすぎかなと思うところもありますが、久しぶりにちょっと高い山も見に行きたいなと思わせてくれました。
 次の週末には、近場でもハイキングか山歩でも行ってみようかな。
 

開放の日

開放の日
著者:アンディ・マクナブ
訳者:伏見 威蕃
角川文庫
 
 読み終って知りましたが、ニックのシリーズの4巻目のようです。
 これだけでも楽しめましたが、前巻の活躍?をしっていたらもっと楽しめたかも知れませんので、
読んでみようかと思います。
 もとSASの著者なので、いまの首相ではありませんが、泥臭い活躍です。
 けれど尾行や監視の任務は、実際の経験が活かされているようでリアルさを感じます。 
 
 ちょっと気になったのは、今回の主人公も含めて、SASを引退された人たちが落ちぶれた感のある生活をしている話が多いです。
 ベトナム戦争後に戦争からの復員者の雰囲気のようにテロとの戦いの後には同じような雰囲気で著作をかかれているのかも知れません。 まあ勝手な想像ですが・・・

2011年9月8日木曜日

彼女は戦闘妖精9

彼女は戦闘妖精9
著者:嬉野秋彦
ファミ通文庫

 ウォーライクも最終巻となりました。
 もう少し劇的な終幕を迎えるかなとも思いましたが、まあるく収まりました。
 実際の世界の決着は、どうなるのか? は気になりますがそれは別の話になるのかも知れません。
 それなりに謎は謎のままとなりました。
 ちょと残念なのは常葉さんが可愛らしさ全開の性格になってしまったことでしょうか、凛とした立ち振る舞いなどが気に入っていたのですが・・・

2011年9月7日水曜日

一勝九敗

一勝九敗
著者:柳井 正
新潮社

 いまさらながら一勝九敗を読みました。
 まず、第一に思ったのは、思った以上に保守的に仕事や生活を送っているかも知れないと考えたことです。
 さすがに革新的とは思っていませんでしたので、保守的であってもあらためて保守的なと感じるのは、この本を読んで考えたということでしょう。
 半自叙伝的な流れのなかで、経営や会社での思いを良く表現されています。
 世間的に成功しているからこそのところもありますが、失敗して路頭に迷わないところが既に成功と言っていいとも思います。