2014年12月31日水曜日
宇宙軍士官学校6-前哨-
宇宙軍士官学校6-前哨-
著者:鷹見 一幸
ハヤカワ文庫
題名からはずれつつある宇宙軍士官学校。
けれど、主人公?の有坂恵一は、絶好調ですね。 今回は試練の会ですが、説明しなければいけないことが多いので、恵一のなやみやその他もろもろは少なめです。
そのためでしょう。
流れでは、時間からは傭兵生活に入りそうな雰囲気ですが、コロニーや地下壕などブレイクスルー、割り切り的な考え方などゲーム用語を使ったりしたりと大変です。
説明的なところが多くなっていますが、このような流れの話は好きですねぇ。 技術的というよりも技術っぽい感じというのでしょう。
2014年12月28日日曜日
フルメタル・パニック!アナザー9
フルメタル・パニック!アナザー9
著者:大黒 尚人
ファンタジア文庫
フルメタアナザー 今回は短編集です。
コメディー色が強く、結構好きなパターンです。 本編と関係ないはずが、本編の方向性を変えてしまうキャラが登場していたと感じていますね。
雑誌に書かれているので、順番は変わっているので、あとから読んでの感想ですね。
2014年12月24日水曜日
テロリストの回廊
テロリストの回廊
著者:トム・クランシー&ピーター・テレップ
訳者:伏見威蕃
クランシーさんがなくなってから出版されたようで、帯には クランシー逝く の文字が、たしかに突然に感じたのですが、本当のところはわからないですね。
しばらく前に読んで、映画を見たものに流れが似ているし背景もそっくりな気がします。 また、その映画もクランシー監修って言っていたような気がします。
けれど描き込みなど、即退場するような端役のメンバーまで、細かい背景が描かれていたりしています。
いろいろと描かれているので最後までと思っていたキャラがそのままあっさりと、また、あんまり活躍しないのではと思っていた人が重要な役割であったりなど
Atype的にはどんでん返しの連続に感じました。
読むのに長くかかりましたが、満足感がある話でした。 その割にはあっさりとした終わりではあったのですが、なにか続編がありそうな含みもあったのですが
作者がお亡くなりになってもいるので実際はといろいろと気を回しました。
2014年11月29日土曜日
2014年10月8日水曜日
生物学個人授業
生物学個人授業
著者(生徒):南 伸坊
先生:岡田 節人
河出文庫
個人授業本、出版の順序はおいておいて、3冊目です。
生物学、わかっているようで実際にわかっていなかった科目。
まず初めにジュラシックパークから始まって、わかりにくいけれど、確かに納得のながれ、毎回のことながら深くとは言いませんがイメージを喚起させる授業内容です。
補講の形でフォローもしっかりとされていてちょっと昔に図鑑などを見たことを思い出しました。
理解したとはいいません。 繰り返していますが、わかったような気がしています。 面白い オモロイといえる内容でした。
2014年9月28日日曜日
アイドルとマーケティングの4P
アイドルとマーケティングの4P
著者:水沢あきと
メディアワークス文庫
え~っと、一時期流行った?ビジネスライトノベルのような内容です。
以前に読んだことがある水沢あきとさんであったことと平台に結構な数積んであったこともあって手に取りました。
この手の話なので、かならず成功するわけですが、大逆転には裏技がオンパレードです。
せっかくなのでもう少しマーケティングのスキルを使って・・・とは思いましたね。
が、ライトな話としては重苦しくなくてよいのかもしれません。
眼鏡を取ったら、 的なお約束は、ライト、漫画的でなにか安心している自分がいました。
2014年9月21日日曜日
2014年9月16日火曜日
心理療法個人授業
心理療法個人授業
著者: 先生:河合 隼雄/生徒:南 伸坊
新潮文庫
心理療法なるものをわかりやすく、かみ砕いて理解ができるかもしれないと思って、手を出してみました。
たしかに内容を見ていると誤解しやすいというかあえて誤解をしたいと思わせる心の問題に手を出しています。
どうしても心理的な話だとうつや占いてきなものをうさん臭く見てしまうことが多いです。
あまり深く、深くではなく、話題としては浅く浅く、けれど本質をとらえているのではないかと思わせる語りになっています。
心理療法かくあるべきとはなりませんが、心理療法って世の中のイメージとはちょっと違うかな? 宗教や思い込みに近い
感じを受けることもあるのですが、そうではなさそうだと、理解まではいかないものの漠然と感じられた内容でした。
2014年8月24日日曜日
特命任務、発令!
海軍士官、クリス・ロングナイフ 特命任務、発令!
著者:マイク・シェパード
訳者:中原 尚哉
ハヤカワ文庫
今回は、初期の植民惑星であるニューエデン星に配属?です。
いきなり銃撃戦からスタートで、背景がすこしずつ語られるパターンです。
購買担当としての赴任ながら、王女? 、軍人? 、政治家なのかあらゆるものの役割を果たしながらも宿敵な感じの
ピータウォルド側のひとびとと激突しています。
結局、ピーターウォルド側と思われる集団とぶつかっているけれど、実際はどのように絡んだのかわからないままとなりました。
たぶん次巻以降で語られてゆくのか?想像にお任せになるのかはわかりませんね。
ソートアートオンライン15
ソートアートオンライン15 アリシゼーション・インベーディング
著者 : 川原 礫
電撃文庫
前巻でボスキャラと思われるアドミニストレータを倒したはずが、実はまだまだ中ボスクラスだったような感じです。
クライマックス的に盛り上がったのですが、やはり簡単には終わらないようです。
今巻は、だいぶ外の世界がメインとなり、闇の軍団、闇の神である敵が誕生したところが描かれています。
けれど、主人公の彼は、まったくの体は参加しているもののなところでしたね。
2014年8月10日日曜日
宇宙軍士官学校5 -前哨ー
宇宙軍士官学校5 -前哨-
著者:鷹見 一幸
ハヤカワ文庫JA
宇宙軍士官学校教官部隊も今回は実戦に参加。
いきなり戦端が開かれるかとはおもいきや支援のもらうための試練となるとは、確かに技術や戦力などないことから
当たり前ですが、なかなか発想に至りませんでした。
題名からは、実際の宇宙戦争にまでゆくのは、シリーズがかわるのでしょうからまだまだこのシリーズは続くのでしょう
知識と実感、知識と理解など知識としては与えられていてもな話がおおく、発想、気づき、視点の置き方など、当たり前の
ことですが、改めてあぁと思わされるところがありまいした。
次巻もおなじように思わせてくれるか楽しみですね
2014年8月4日月曜日
2014年7月29日火曜日
コトラーが教えたくれたこと2
コトラーが教えたくれたこと2 女子大生が変えたブラック企業のマーケティング戦略
著者:西内 啓
ぱる出版
一時期、ビジネスライトノベル系の本を手に取った時に購入していた本。
もしドラなどが宣伝されたいた時期でしょうか、これはコトラーに本ですが、盛り上がったことはかわりませんね。
この本は2となっているだけあって、前回の主人公が企業にインターンとして、コトラーの話をもとにブラック?といわれいてる
見た目優良企業の仕事を変革してゆく話です。
ここまで、身の軽い企業は、株式会社としては聞いたことがありませんが、マーケティングはどんなところでも必要性を感じるので
マーケティングとあまりかかわりのない私でもそんなに抵抗感がなく、基礎の基礎の言葉をおぼえるにはよい教材になるかと思います。
これは本当にとっかかりなのでこれでスタートラインとして、本当の入門書に手をだすことが必要ですが・・・お話として楽しむことも
ある程度できて、軽くてあっさりでよかったです。
2014年7月27日日曜日
航空戦艦「伊勢」「日向」
航空戦艦「伊勢」「日向」 航空母艦と戦艦を一体化させた恐るべき軍艦
著者:大内 健二
光人社NF文庫
ゲームの世界で軍艦のものが流行っているためでしょうか、旧日本軍の艦艇関係の本を見かけるように思います。
航空母艦は、それなりに聞いたことがあったのですが、航空戦艦、航空巡洋艦と言葉は知っていますが、どのような艦艇か
わかっていなかったので、この本を読むことで考え方が理解できました。
ただし、想定していた軍艦とはならなかったし、思った以上の活躍もできなかった。 やはり構想的には面白いですが、実行的には
無理のあった艦艇だったのかもしれません。
2014年7月19日土曜日
書店ガール3 託された一冊
書店ガール3 託された一冊
著者:碧野 圭
PHP文芸文庫
書店にまつわる話の3巻目、両主人公のひとりの理子さんはエリアマネジャーとして、出世しています。 もうひとりは育休明けの子持ちの社員、各立場で各立場なりの本屋、中では書店員と呼んでいますが、
書店員の心情が吐露され描かれています。 1巻、2巻に比べれば心情的なことよりも、書店としての店の作り方、福島の現状などのほうがクローズアップされた感じはしました。
やはり普段通っていてもわからない書店や書店員の考え方があるのだなということが描かれていて、面白いなぁと思います。
紙の書籍は売れない状況になってきているとは聞いていますが、そのような出版状況も出てきます。 普段思いもしない視点があって続けてほしいシリーズです。
2014年7月13日日曜日
帝国陸海軍の基礎知識
帝国陸海軍の基礎知識 日本の軍隊徹底研究
著者:熊谷 直
光人社NF文庫
日本の軍隊である陸海軍についての、明治から昭和にかけての給与や服制についてをまとめたものです。
あとがきにはありますが、よくないことだとして、目をつぶったり、臭いものにふたをするだけではなく、軍隊のことを知り、考えることで、
評価を下すべきであると思います。
まあ、この本の受け売り的な話にはなりますが、これらの知識を持って、何を考えるかというとちょっと偏るかもしれませんが、軍隊と
しての力いがいに会社や国として考えないといけないことと同じことがそのまま軍隊としての組織にあったのだなということはよくわかります。
組織としての考え方は、何であっても同じ土台にあることはわかりました。
2014年7月5日土曜日
ALL YOU NEED IS KILL
ALL YOU NEED IS KILL
著者:桜坂 洋
先日、トムさんの映画をみて興味を持ち、購入しました。
映画が結構なハッピーエンドだったので、原作との違いが気になりました。
思った通り、原作は、違った終わり方でした。 個人的には、こちらのほうがなじみのある終わり方ではありました。
いろいろと設定や背景が変わってはいましたが、あまり世界観やストーリーを変えずにと考えるとなるほどねとは感じました。
映画ではわからなかった、敵や背景も少しはあったのでまた違う楽しみのある作品でした。
2014年6月23日月曜日
外交特例
外交特例
著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド
訳者:小木曽 絢子
創元SF文庫
マイルズのシリーズも少し空きましたが、久しぶりです。
結婚がでして新婚旅行の途中で、聴聞卿の仕事です。 いつものごとく、見た目と実際の内幕とはかけ離れた流れに
のってゆきます。
ちょっとだけこじれた外交案件かと思えば、戦争にまで発展しそうな陰謀に発展してゆきます。
藪をつつくのか、マイルズだから紐解けるのか構築した人間関係や特権を使い切るしつこさは相変わらずです。
あんまりハード面でのサイエンスは出てきませんが、ミステリというか人間がやはり面白いのでしょう。
今回も引きこまれてしまいました。
執筆に翻訳出版が追い付いてきたようですので、続きを期待したいですね
2014年6月4日水曜日
2014年5月26日月曜日
皇国の守護者4
皇国の守護者4 擴穴の城塞
著者:佐藤 大輔
中公文庫
日本のように見える皇国の本土での戦いになっています。
今回は戦いもありますが、各司令官の思い、特に敵方の帝国の動きが注目ですね。
結局戦術的に勝っても、戦略的に負けている。 そんな流れです。
このシリーズの楽しみにしているのは書下ろしとなっている短編です。
これらの発想が面白く、毎回ひきつけられますが、今回は、本編の流れの中の視点を少し変えたサブストーリーです。
お遊びの部分のあり、本編のつなぎや補足になってます。 結構好きなながれですね。
2014年5月23日金曜日
海の男/ホーンブロワー・シリーズ<3> 砲艦ホットスパー
海の男/ホーンブロワー・シリーズ<3> 砲艦ホットスパー
著者:セシル・スコット・フォレスター
訳者:菊池 光
ホーンブロワー第3巻
若い時からのホーンブロワーですが、実際に書かれた順番は、違うようです。
ちょっとだけ違和感があるところを見ると今の関係とちょっと違うのかもしれません。
偉人伝記なのかと思わせるほど情報があるシリーズですが、帆船の呼び方や操船については
わからないことのほうが多いですね。 かんたんにまとめているサイトなどないか後でサーフィンして
みようかな
2014年4月25日金曜日
2014年4月13日日曜日
氷結鏡界のエデン13 楽園現奏ーエデン・コードー
氷結鏡界のエデン13 楽園現奏ーエデン・コードー
著者:細音 啓
ファンタジア文庫
最終巻でした。 いろいろと悲しい別れやエピソードがちりばめられていることから、終わりが心配でしたが、思った以上にハッピーでまとまりのある終わりでした。
作者のやさしさが出ているのかもしれません。
まだまだ、関連の世界は広がってゆきそうですので、続きのシリーズも見てゆきたいと思っています。
2014年4月6日日曜日
浜村渚の計算ノート5さつめ 鳴くよウグイス、平面上
浜村渚の計算ノート5さつめ 鳴くよウグイス、平面上
著者:青柳 碧人
講談社文庫
そんなに長く続かないのかなと思っていた計算ノートが5さつめ、実質6冊目が出ていました。
ある程度敵も定着してきたと思っていたら、敵方も一新です。
トリックではありませんが、数学の定理や式を事件にあてはめアイデア面白いと思っています。
ぶっ飛んだキャラクタも愛着がわいてきそうです。 いつでもテロリストになるかもしれない人々も操られることがなくなってきているようなので、
方向性も変わってきているのかもしれませんね。
2014年3月31日月曜日
海の男/ホーンブロワー・シリーズ<2> スペイン要塞を撃滅せよ
海の男/ホーンブロワー・シリーズ<2> スペイン要塞を撃滅せよ
著者:セシル・スコット・フォレスター
訳者:高橋 泰邦
ハヤカワ文庫
今回のホーンブロワーは、五等海尉です。
三人称で語られていて、語る人は、上官であとで部下になるミスターブッシュです。
やはり、帆船での海戦や船の動きはわかっていない部分が多くありますが海洋冒険のワクワク感があります。
今回の題名のスペイン要塞の要塞のイメージがちょっと違っていて、平城っていうのでしょうか? 丘の上の砦ってイメージで、要塞ってイメージにはなりませんでした。
しかし、当時では大きな要塞だったのかもしれません。
2014年3月12日水曜日
フルメタル・パニック!アナザー7
フルメタル・パニック!アナザー7
著者:大黒 尚人
原案・監修:賀東 招二
ファンタジア文庫
おもったより思い悩む主人公になっている達哉。
っと思いきやそれなりに解決しているようです。 話はなにかと進んでいて、某小国での戦いになってゆくようです。
新たな武器も手に入れて、このような英雄譚的な流れは結構好きで、活躍に期待したいところです。
新たな武器であるレイブンシリーズの機体もちょっとノリでの新たなるがありそうで、ちょっと期待ですね。
いつのまにか味方になりそうな菊乃さんもあらたな波乱要素として、展開しそうなので、どのような展開になるのか、
そのまま流すのかも含めて期待することにします。
おまけなAS説明も図鑑的に書き出すのも面白いので、ミリネタ雑誌のような特集記事も期待してゆきましょう
2014年3月6日木曜日
海の男/ホーンブロワー・シリーズ1 海軍士官候補生
海の男/ホーンブロワー・シリーズ1 海軍士官候補生
著者:セシル・スコット・フォレスター
訳者:髙橋 泰邦
海の男、ホーンブロワー 昔から宇宙ものや海に関するなかでも軍に関する話の中には、ホーンブロワーを彷彿と引き合いに出てきたり、参考にしたように思われるものが多くあり、気になっていました。
思い切って、購入してみました。
フランス革命後の時代のため、帆船での海軍なのですが、海軍と呼ばれる組織としては、今もこの先も変りはなさそうです。
さすが、よみつがれているものだけあって、ところどころ古く感じるところもありますが、楽しく読むことができました。
艦船や船の動きなどはさすがに大きく違っています。 組織、人間関係、人の気持ちは、どこも変っていませんし、活躍すると心躍るストーリーとなっています。
読んでみてよかったと思える作品でした。
2014年2月18日火曜日
殴られ屋
殴られ屋
著者:晴留屋 明
幻冬舎アウトロー文庫
昔に聞いたことがあったように思った殴られ屋。
確かに昔にテレビやワイドショーに取りあがられてみた覚えがありました。
2000年頃に出された本なので、現在も殴られ屋を続けられているだろうか。
さすがに14年もたつとお年もありますし借金返済の目処もついて引退されていると良いなと思います。
2014年2月10日月曜日
高校受験にひつような数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル -天剣少女の方程式-
高校受験にひつような数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル -天剣少女の方程式-
著者:ひびき遊
イラスト:BLADA
スマッシュ文庫
なにかスタディ・ライトノベルと銘打ったものがあったので手にとって見ました。
最近は、ビジネスライトノベルなど、何々ライトノベルと言ったものが増えてきているように思います。
監修が榊 一郎さんの名前があったので、以前に榊さんの小説を読んだ覚えがあったので、いいでしょっと思ったところです。
え~っと、結構無理がある設定に無理のある流れです。
っが、まあノリは良い流れだったように思います。 ターゲットが高校受験を目指す、中学生向けなので・・・
けれど、これで学習や復習が出来るとはちょと思えませんが、公式や数式がそれなりに記憶されるかも知れませんね。
?年まえに中学生など卒業している私には、覚えていないもののほうが多かったですが、数学って普段の生活には使われないことも
多いなぁ
2014年2月6日木曜日
2014年2月5日水曜日
ビブリア古書堂の事件手帖5
ビブリア古書堂の事件手帖5
著者:三上 延
メディアワークス文庫
ビブリア古書堂の事件手帖5巻
今回は小説だけでなく、コミックや詩集、古書雑誌がメインの話題です。
栞子さんと大輔さんの恋愛も一応メインのテーマになっているようです。(特に進展や駆け引きがあるわけではないですが、・・)
今回は、正式に読んだことがあるものが無かったですが、本をテーマには、読んでみたいなども含めて興味を持たしてくれます。
あとがきでもあるのですが、全体の物語としては終盤にむかってきているようですね。
どのような結末になるのか、ハッピーエンドな予感はするものの、たのしみでなところです。
2014年1月29日水曜日
白い死神
白い死神
著者:ペトリ・サルヤネン
訳者:古市 真由美
アルファポリス文庫
伝説の狙撃手 シモ・ヘイヘの伝記になるのでしょうか。
そうのように思って手に取った本ですが、ご本人が寡黙で、戦争によっても資料があまり無いためかイメージとは違う内容となっていました。
ご本人には、インタービューをして書かれているのですが、内容的には他の方が書かれているフィンランドの冬戦争の話を中心に書かれているため、主人公のシモ・ヘイヘ中心ではあるものの中隊長のユーティライネン予備役中尉や連隊長のテイッティネン中佐などが流れの中心となっています。
実施には、モロッコの恐怖や戦のヴィッレと呼ばれる理由はあんまり読み取れませんでした。
また、最後に狙撃に関する歴史というか解説の章があって、話の流れを切ってしまっています。
っと言う意味で予想を裏切られてちょっと残念でした。
フィンランドの歴史や冬戦争について興味をもったので、他の話についても手を出してみようと思います。
2014年1月26日日曜日
GATE 5.冥門編
GATE 5.冥門編
著者:柳内たくみ
アルファポリス文庫
第一部が完結のようです。 この話が?部構成かは不明ですが、特地への自衛隊参加のイベントはひとまずひと段落着きました。
いろいろと伏線だったようなものが回収されていませんが、まだ続きがあるようですので、待ってみるコトにしましょう
2014年1月14日火曜日
なれる!SE 11 絶対?管理職宣言
なれる!SE 11 絶対?管理職宣言
著者:夏海 公司
電撃文庫
副題から今回は管理職の仕事。
すでに、SEからかけ離れてきていますが、部長級のマネージメントです。
また新たな登場人物ですが、その割には出てくる人たちが絞られていてわかりやすいですねぇ。
今回もいつものようにグレーな裏技な決着です。 悪徳業者並みの手管かも知れませんが、それなりに丸く収まった?決着です。
工兵君の努力と人的リソースは限りないです。 このような人たちとは友達にちょっとなりたいかも知れません。 なんだといいながらも能力が高いですね。
発想がダークではありますが、ブラックな企業だとそうならざる得ないのかも知れませんけれどね。
まだまだ続きそうなこの話。
管理職までおこなったら次は、社長か会長クラスな話になるのでしょうか。 ちょっと横を向いて、海外進出! それとも初心に帰って行くかな
楽しみになってきているので、次のお願いしたいですね。
氷結鏡界のエデン12 浮遊大陸
氷結鏡界のエデン12 浮遊大陸
著者:細音 啓
ファンタジア文庫
前巻のあとがきからこの巻が最終巻だと思って読んでいたため、アレレぇ、最後のほうになっても終わる気配が無かったのでちょっと気合がはずされた感じがすこししました。
けれど、決着に向けて、ひた走る巻となっています。
異篇卿との戦いも結果的には一方的な勝敗となっていますが、手広くひろがっている伏線などが順番に拾われているきもしています。
世界観が固まると外伝的というかドタバタ系の話になるものが多いなかで、しっかりとメインストーリが進んで行くのは気持ちの良いものです。
決着の行方は楽しみとなりました。
2014年1月1日水曜日
氷風のクルッカ
氷風のクルッカ 雪の妖精と白い死神
著者:柳内たくみ
アルファポリス文庫
え~っと、昔に読んだことがあるなぁと感じながら読みました。
文庫なので、文庫になる前の版を読んだのかな。 ちょっと思い出せません。
フィンランドの英雄のスナイパー シモ・ヘイヘ を題材にしたフィクションです。
冒頭がどこにつながるのかがすこし分かりませんが、史上最多の狙撃を行った人物やユーティライネンや冬戦争などの実話をベースにしているため、話がつかみやすく、それぞれのエピソードを読むことが出来ました。
狙撃にかかわるものはなかなか取り上げたり、焦点を当てるのが難しいと思いますが、史上最高の狙撃手の隣にとのコンセプトで面白く読めました。
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