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2010年12月26日日曜日

氷結結界のエデン5 絶対聖域

氷結結界のエデン5 絶対聖域
著者:細音 啓
イラスト:カスカベアキラ
ファンタジア文庫

 このシリーズが始まって約1年、ライトノベルの巻数はコミックス並みに早いですね。
 今回は、副題にもある絶対聖域、いろいろな聖域を題材にイシュタルの回です。
 また、黄昏につながるものも複数出てきて、今後どのようにつながってゆくのか気になります。
 黄昏での何回も繰り返してきた世界のひとつなのか、その後の新たな世界なのかのようにも感じますが、登場人物もそろってきたようなので、一気に加速した展開になるのを期待します。

2010年12月22日水曜日

神様のパズル

神様のパズル
著者:機本 伸司
ハルキ文庫

 小松左京賞を受賞作ということで気になっていましたが、手を出していませんでした。
 
 天才少女が主人公で、冴えない大学生の視点で語られている宇宙作成SFなんですが、いろいろと書こうと思ったのですがさすがにあとがき、解説です。
 思ったことが既に書かれていました。
 ただライトノベルっぽい感じながら議論、田植えなど思考実験的な部分と対比となっていて結局、さないまま終わった語り手の綿さんは、なにか身近に感じるところで面白く感じました。

2010年12月14日火曜日

帰りたくない

帰りたくない 少女沖縄連れ去り事件
著者:河合 香織
新潮文庫

 以前看護士の方に薦められて読んだ「セックスボランティア」の著者である河合香織の名前が頭に残っていたので、手にとりました。
 たしかにワイドショー等に取り上げられて何かで聞いたと思われる事件でしたが、詳細は全く知りませんでした。
 この本をよんで事件の詳細をしることが出来ました。
 ワイドショー等が報道する一面以外に深く、広い背景があることが分かります。
 取材の関係もあるのでしょうが、それぞれ関係者が自分達なりのストーリーを持っており、正当化とは言い過ぎかも知れませんが、誰もが間違ったことをしていないけれども悪いほうに転がってしまう、負の連鎖に陥っている。
 取材に基づいているだけに正確ではあると思いますが、フィクションのように関係者の内面を詳しく見ることが出来ないため、小説やドラマに比べると多角的に見れていないのではないかと邪推してしまいます。 すでに私が擦れているってことかも知れません。
 
 ただし、職場の方と話をしていたところ、あのOさんに主人公でもある山田さんになにか重なってくるものがあります。
 何ででしょう。

 

2010年12月13日月曜日

購入&いただきもの日記

 購入といただきものです。

 ・壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別
 ・壊れる日本人再生編
 ・カップヌードルをぶっつぶせ!

 壊れる日本人は、ノンフィクションの中でも題名が気になったので購入しました。
 溶けゆくなどいろいろと枕詞着くことが多い日本人、何も考えなくても良いのかと警鐘を鳴らしてくれているのではないかと、勝手に思って購入なので、実際に呼んだあとどう思うか楽しみです。
 カップヌードルは、株主優待でいただきました。
 書店でも気になっていましたが、社長の意気込みが先にたっているような気がして購入を見送っていました。
 もらったからには、読んでみましょう

2010年12月8日水曜日

日本語の作法

日本語の作法
著者:外山 滋比古
新潮文庫

 思考の整理学を書かれた外山さんの日本語に関するエッセイです。
 既に何年も前に読んだ本なので内容も少し忘れつつありますが、いまだに東大・京大で読まれたの帯がついていました。
 確かに知名度は高く、手に取られやすいとは思いますが、一度でも手に取ったことがある人は、忘れないのではないかなと思います。
 日本語のエッセイだけあって、良く言葉について、考察されているなと感じます。
 普段、たしかに同じようなことを感じながらも言葉に出来ないもどかしいところを的確に書き出してくれたと感じます。
 文庫としては、文字も大きく行間もふんだんにとってあり、なかもで紹介されているように読み易さも加味されているので、内容が頭に入りやすいです。
 あらためて普段の思いが明確になったり、新たに気づかされるものが多々ありました。
 耳が痛いところもあるのですが、それがあっての・・・のところも多いのではないかと思います。

 いろいろな人に一度読んでもらって感想を聞きたい本となりました。

2010年12月7日火曜日

祝もものき事務所

祝もものき事務所
著者:茅田砂胡

 デルフィニアなどを書いている茅田さんの新?シリーズです。
 帯にあるようになんちゃってミステリでした。 ミステリのようで特に主人公は何もしない、推理も特にされず行き当たりばったりで謎が解明されてゆく。
 ある意味たなぼたミステリです。

 しかし、発想は面白いです。 ここまで何もしない主人公もすごいです。 実際の主人公は、秘書の凰華であり、弁護士の雉名とも思えます。
 犬、雉、猿、鬼などを含めて読めない可能性が高い名前ですが、命名含めて苦労がしのばれます。
 周りのキャラクタが魅力的だから、こんな主人公でも良いのでしょう。
 茅田砂胡さんだからこそのように思えます。

2010年12月2日木曜日

不思議系上司の攻略法

不思議系上司の攻略法
著者:水沢あきと
イラスト:双
メディアワークス文庫

 書評をみて、主人公がSEっとのことで、いちおうIT業界の片隅にいるので、気になり手に取りました。
 最近、この業界も見直され、メジャーな世界になってきたのかなぁと思っていましたが、残念ながらそこまでは行っていないようです。
 それなりの主人公の決断とハイパーな人間関係、裏でいろいろと便宜を図ってくれそうですが、大きな事件がありながらもあまり背景が見えてこないところも軽くて良いです。
 上司との進展もあったところで先も少し気になるところです。
 

2010年12月1日水曜日

鋼殻のレギオス16 スプリング・バースト

鋼殻のレギオス16 スプリング・バースト
著者:雨木シュウスケ
イラスト:深遊
ファンタジア文庫

 佳境に入りつつあるとの認識でしたが、なにかリセットされた感がある巻となっています。
 すこしずつ世界の謎?が明らかになってきていますが、まだまだ分からないことだらけです。
 レイフォンは、拒絶されながらも新しい技を身につけたりして前には進んでいますが・・・主人公のはずで、彼が人間関係では中心にいますが、ストーリーからは外れて進んでいます。
 このずれは意図しているのか気になるところです。

2010年11月28日日曜日

兵器・武器知らなかった凄い話

兵器・武器知らなかった凄い話
著者:博学こだわりクラブ

 いちおうノンフィクションに分類することになるのでしょうか
 兵器や武器のちょっとした疑問に対するアンサー本です。
 雑学レベルですが、普通の人は凄いなあと思うレベルでかかれています。
 最近、軍記物や仮想戦記ものが多かったので、それらの足しにと思って手に取ったですが、
あんまり役に立つまでは行きませんでした。
 ただ否定しているつもりは無く、雑学としては面白く読みました。
 結構常識だと思っていた内容もこの本のようにまとめられているとそれほど一般的な知識ではないのか?とあらためて認識しました。
 戦記、軍記を読むときには役に立ちますので、疑問に思ったら手にとって見ても良いかも知れません。

スクランブル 尖閣の守護天使

スランブル 尖閣の守護天使
著者:夏見 正隆
徳間文庫

 これは文庫向けの書き下ろしのようです。
 題名、先日の尖閣の映像流出のタイミングで店に並んでいたので手に取りました。
 絶妙な題名です。

 いままでは、新書の後の文庫化だったと思いますが、タイミングを考えて文庫書き下ろしに
したのでしょうか。

 相変わらず主人公は風谷のはずですが、今回は黒羽とその妹の露羽が主人公ですね。
 風谷さんはキーマンですが、どうしても主人公とは言いかねる存在感の薄さを感じます。

 しかし、政府や議員さん含めて、カリカチュア的にデフォルメされていて、ちょっとやりすぎかなと
今まで思っていましたが、現在のニュースを見る限り本当にそうかも知れないと思わせるところが
たぶんにあります。

 今回、牙は出ませんでしたが、戦闘を含めてイーグルの飛ぶときの描写をもう少しほしいところ
です。 個人的にですが、
 
 いろいろ問題が多いスクランブル、まだまだ続くようなので話の中だけでも何らかの結果が出てくれることを期待したいです。

2010年11月27日土曜日

購入日記

・駆け出し魔法使いとケルトの黄昏
・日本語の作法
・不思議系上司の攻略法
・帰りたくない 少女沖縄連れ去り事件

 最近、読み終るより購入のほうが多くなってきていて、山が増えています。
 少しは消化しないと一段と大変なことになりそうです。

 駆け出しは、昔に出ていたダイアン・デュエインの魔法少女ものです。 このように書くとちょっと違う意味にとられそうですが、ほのぼのとした話のはずなので楽しみにしています。
 日本語の作法は、外山さんのエッセイこれも、いろいろな気づきをさせてくれるので早く読破したいとおもいます。
 不思議系は、主人公がSEというちょっと似たような業界にいるため頑張れよと思う気持ちのライトノベル。
 帰りたくないは、以前にセックスボランティアというノンフィクションを書かれた方だったので、著者の流れで購入です。
 ノンフィクションやエッセイは、こころにひびいたり新たな気づきを促してくれるものが多いのでたまに手に取るようにしています。

2010年11月22日月曜日

8月17日、ソ連軍上陸す 最果ての要衝・占守島攻防記

8月17日、ソ連軍上陸す 最果ての要衝・占守島攻防記
著者:大野 芳
新潮文庫

 千島列島の占守島でのがポツダム宣言受託後に行われた戦闘について、資料をまとめたノンフィクションです。
 アバウトな知識としてしってはいたものの時系列で取りまとまると迫力もありいろいろと考えさせられる資料になります。
 腫れ物に触れるようなことだから、話題にもしないほうが良いなどという人もいますが、ふたをして隠せば無くなる問題でもないことからちゃんと向き合って理解すべきものだと感じます。

 いろいろと偏った意見になりそうなので、いろいろと差し控えます。

2010年11月9日火曜日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない7

俺の妹がこんなに可愛いわけがない7
著者:伏見つかさ
イラスト:かんざきひろ
電撃文庫

 俺の妹がすでに7巻目!
 なんか定番的な彼氏のフリをしてイベントを中心に、実は彼氏がいますかもネタです。
 まあ、最後には、それなりに落ち着きましたが、ネタは尽きない展開です。

 完全にラブコメ系の展開ですが、偏った友達(知り合い?)ばかりが増えてゆく京介!
 たぶん主人公のはず?ですが、どちらにむかうのか心配です。

2010年11月7日日曜日

紅月光の生徒会室1、2

紅月光の生徒会室1 と 2(いつか天魔の黒ウサギ)
著者:鏡 貴也
イラスト:榎宮裕
ファンタジア文庫

 いつか天魔の黒ウサギの外伝てきなあつかになる、生徒会室の1巻と2巻です。
 あとがきに著者の方が書かれているように本編がアレな方向にまっしぐらなので、楽しい学園物を目指しています。
 本編が本編な設定なので、面白おかしくはなっているもののすべて、危険な雰囲気をかもし出しています。
 個性というかキャラクタの設定付けが一段と誇張されてきていて、より異次元な世界に突入していますね。
 
 しかし、俺様なものは良いとして、一ページに一回は間違いなく出てくる勢いの、死ね、馬鹿、めんどくさい・・・・・ ここまでのは読んだことが無い・・ですねぇ

2010年11月3日水曜日

ママの狙撃銃

ママの狙撃銃
著者:荻原 浩
双葉文庫

 これは、書名に惹かれて購入し、積読していた山を切り崩して出てきたので読むことにしました。
 背景、心情が詳しく描き出されていて、それがそんなにくどく無くて読み終りました。

 しっかりした技術に裏打ちされたなかで、しかしその技術が制約となる生活、その中で手に入れた家族のために一線以上のものを踏み越えてゆく心の動き、また自分を含めて家族の成長もあってライトノベルでは描ききれない深みがあるように感じました。
 

2010年11月2日火曜日

購入日記

8月17日、ソ連軍上陸す
 最果ての要衝・占守島攻防記

 メドベージェフ大統領が国後に行ったからではありませんが、ちょっと目に付いたので購入です。
 最近は、SF系が多かった気がしたのでノンフィクションも良いかなぁと思っています。
 偏ったみかたになる場合もあるけれど真実の一片に触れることが出来るので、新たな発見や
気づきになることは多くあると思います。

2010年10月31日日曜日

神様のいない日曜日Ⅲ

神様のいない日曜日Ⅲ
著者:入江 君人
イラスト:茨乃
ファンタジア文庫

 神様のいない世界がひろがっています。
 死人の町の次は、異能の学園でした。
 次は、どのような街(世界)にむかうのかは楽しみの一つですが、先行きの暗い世界観のなか
どのように世界を救ってゆくのかは、興味をそそられます。
 そのまま滅ぶ(人類が)というのもありそうですね。

 それ以外でもメディアミックスとしてドラマCDや漫画も展開されてゆくようです。
 本編の流れそのままだと背景の説明などひたすら暗くなりそうでちょっと心配ですが、まあキャラクタ性で流しそうな気も・・・

 新たな世界観の追加がされてきているので、ぶれずに世界が救われてゆくことを期待します。

2010年10月29日金曜日

とある魔術の禁書目録22

とある魔術の禁書目録22
著者:鎌池 和馬
イラスト:灰村キヨタカ
電撃文庫

 すこし時間があいて、ちょっと繋がりをロストしかけていましたが、神の右席編が終わりました。
 カミジョーさんの安否が気遣われますが、まだまだ続くところを見るとどこかで潜んでいるのでしょう。
 もともと世界規模の世界に足をふみいれてはいましたが、今回は特に闇や秘密にすることなく人目にふれた流れです。
 世界の変容を感じますが、そこのあたりはあっさりと流されそうです。
 だれが主人公であるのか? 分かりにくくなってきていますが、やはりレールガンでは?言いたくなります。
 今回は、浜面さんで、サブが一方通行さんで、サブのサブが上条さんですね。
 次は、救われた?後日談のようですが、エピローグ的に終了も切りが良さそうですが、クローリーさんの登場の仕方を見ると、これからが本番かも知れません。
 となるとグインサーガなみに巻数をかぞえるのか?もっとローダンを目指すのかひろがって行きそうです。
 

2010年10月26日火曜日

購入日記

 
・神様のいない日曜日Ⅲ

 すでに3巻目になったファンタジア文庫の本です。
 

2010年10月22日金曜日

真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説6

真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説6
著者:鏡 貴也
イラスト:とよた瑣織

 結構佳境にはいってきたと思われる堕ちた勇者、やっと実際の革命がスタートです。
 いろいろと化け物化がすべてで進んでいます。
 登場人物が何かのすぺしゃるなスキルをもっています。
 どちらからというと黒いスキルが多いですが、また、一つ一つがあっさりと決着がつくのも特徴と感じますね。
 半分は、雑誌に掲載されていた短編です。
 流れ的には、この短編のような意味の無いドタバタな話は好きです。
 最近、夜中に伝勇伝の本編のほうのアニメが放送されているようですが、本編より外伝てきな短編を連作てきに放映したほうが良かったのでは!と勝手ながら思ってしまいました。

2010年10月16日土曜日

小さな魔女と空飛ぶ狐

小さな魔女と空飛ぶ狐
著者:南井大介
イラスト:大槍葦人
電撃文庫

 始まりは空戦からなので、最近、撃墜王や零戦関連の本を読んでいたので、心惹かれました。
 いいぞいいぞと思っていたら、きれいなお姉さまと題目の魔女候補の女の子が出てきて少しがっかり。
 しかし、空戦の勇士のクラウゼの一人称の語り口は良いとはいえませんが、インパクトがあります。
 小さな魔女が主人公?と思われるけれど(本当は、狐のクラウゼ?)いろいろ個性の強いサブキャラクタが多いので、キャラクタの個性に惹きつけられて面白く読了しました。
 個人的には、もう少し狐の空戦技術や心情の吐露を増やしてほしい気がしますが、ライトなノベルとしてはダメなのでしょう。
 いろいろとすぺしゃる過ぎる登場人物たちですが、次も期待したいところです。

2010年10月11日月曜日

なれる!SE2 基礎から学ぶ?運用構築

なれる!SE2 基礎から学ぶ?運用構築
著者:夏海公司
イラスト:ixy
電撃文庫

 続巻がでるようなコメントが出ていましたが、本当に出るとは思いませんでした。
 ラブっぽい部分もありますが基本狭い業界のコメディーなわけですので・・・
 結構デフォルメされている部分もたぶんにあるとおもいますが、基本的な問題点が押さえられており、脚色化が色濃いですが、ありえそうな構図ばかりです。
 まあ、構築側は、プロジェクト的に動くことが多いので、ごたごたしているうちに解散・分散していることが多いので、もっと大変なことになっているかも知れませんね。
 どのように転んでも、スーパーマン、ウーマン!が多いです。
 一番のなぞのカモメさんの活躍を期待したいところです。

2010年10月10日日曜日

購入日記1010

 今回は、どれもライトノベルのようです。

 ・なれるSE!2 基礎から学ぶ?運用構築
 ・地球の切り札2 先生に魔改造されました。
 ・災厄娘inアーカム

 なれるSE!は、1巻を購入して、そんなことは無いよ、この業界を卑下するなと思いつつも。うなづくところも多々あったので、購入です。
 地球の切り札は、これも1巻を購入したからですが、まだ未了。 読みはじめたときにあったらいいかなとのレベルです。
 災厄娘は、まず出版社でひっかりました。 青心社 まだあったのか?最近見てなかったなと思ったからです。
 このクトゥルーは、ちょっとはまりかけたラヴクラフトの神話大系、結構怖く、お先真っ暗なものですが、独特な世界観が気に入っていました。 
 その青心社のクトゥルー系とのことで入手です。
 感想は、読んでからですね、やはり

新人OL、つぶれかけの会社をまかされる

新人OL、つぶれかけの会社をまかされる
著者:佐藤義典
青春新書

 キャッチーな書名につい手にとってしまいました。
 最近は、ドラマ仕立てのビジネス書的なものが多く出てきていて、これもそうかなと思いつつ読了しました。
 この話もマーケティングに関して、実例をドラマ仕立てにして分かりやすく理解できるようになっています。
 あまり専門用語も出てこないように工夫がされており、マーケティングって何?というレベルの人には入門書として良いのではないかなと思います。
 

零式戦闘機

零式戦闘機
著者:吉村 昭
新潮文庫

 八月の終戦関連で並んでいたので購入した本をやっと手を出せました。
 むかーしに著者の戦艦武蔵を読んで記憶があり(内容詳細は忘却)、戦争の怖さをおぼえたように思います。
 戦記物などは、悲惨な描写などはあんまり無く、負けがあったとしても、負けたときにどのような状態や状況陥ることは描かれることは少ないと思います。
 この零式戦闘機も同じと思ったのですが、イメージと違い、淡々と零式戦闘機と戦争の状況を描かれてゆき、驕るでもなく、卑下することも無く進んでゆくので、逆に文章に引き込まれました。

2010年10月3日日曜日

零戦撃墜王 空戦八年の記録

零戦撃墜王 空戦八年の記録
著者:岩本徹三
光人社NF文庫

 空戦のエースと言われのは、5機撃墜と聞いていますが、日本にも202機もの撃墜を記録した方がいるとは知りませんでした、
 リライトされているとはいえ、ご本人の手記としてしっかりとした内容にびっくりしました。
 海軍の基地航空隊は、空母の航空隊と比べて戦記ものなど陽があたることが無いように感じていましたが、記録してちゃんと残っているトップエースとしてすごい人がいたんだなと感じました。
 淡々と語られていますが、一回の空戦でエースと呼ばれると同等の5機以上を撃墜、または撃破を記録している。
 爆撃機等も含まれますが、100機以上の戦爆連合編隊と一分隊レベルの機体数で邀撃を繰り返すなど、想像できない状況です。
 本当に偉人と呼んでも良いのではないかと思います。

 

2010年10月2日土曜日

購入日記10月2日

 最近は、ちょっとライトな感じのものが多かったので反動ではないですが、新書系を手にとってしまいました。
 と思ったのですが、書き出してみると全くそんなことが無く軽いですね。

 ドラッカーの実践経営哲学
 太陽系シミュレーター
 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる
 兵器・武器知らなかった凄い話

2010年9月23日木曜日

みならい忍法帖 応用編

みならい忍法帖 応用編
著者:宮本 昌孝
集英社文庫

 先日の入門編に引き続き応用編終了です。
 このシリーズは、この2巻で終了のようで、内容的にはまだまだ続きそうな流れだったので、少し残念です。
 しかし、今回は、忍者は出てくるのですが、主人公 隼 が思った以上に活躍です。
 だけど、くの一組の下忍としてではなくてです。

 まだまだ、RPGなどゲームもインターネットも認知度の低い時の小説とは思えないほど、今回も違和感無く読めました。
 今回選択されているRPGは、どっちかというとゲームブック的な流れのアトラクションのRPGのほうになります。
 いち時期は結構なところで見かけましたが、最近は全くといって見かけないので、消滅したのかも知れませんね。
 

2010年9月20日月曜日

女子高生ちえのMBA日記

女子高生ちえのMBA日記 社長だもん、もっと勉強しなきゃ!!
著者:甲斐荘 正晃
プレジデント社

 女子高生ちえの社長日記もパート3となり、MBAに挑戦です。
 何か困ったことなどをきっかけにどんどん社長スキルをあげながら会社の経営をこなしてゆくビジネス系ケーススタディライトノベルです。
 って、帯の言葉通りですが、なかなか歯切れ良くケースをつくり、解決をしているので、軽く、それなりにケース的に用語習得が出来、面白く読めました。
 スキルもあがってきたので、社長日記も最後?かも知れませんが、いろいろなビジネス書の端々をかじれて詳細までは行かないものの、ビジネス用語が覚えられるので入社の若い年代に読んでもらいたい内容です。

2010年9月19日日曜日

みならい忍法帖入門編

みならい忍法帖入門編
著者:宮本昌孝

 ちょっと懐かしげな題名に惹かれて購入。
 懐かしい内容に、昔を懐かしむ感触です。
 あとがきをみると、二十年以上まえに書いたものの再本化でした。
 
 地名や人物関係、生活などちょっとした違いは感じますが、その頃とあまり変わらない生活をすごしているためか、違和感は全く感じず読了しました。
 最近のライトなノベルの先鞭を取っているとも感じました。

 

2010年9月10日金曜日

日記の手がかり

日記の手がかり ナンシー・ドルーミステリ7
著者:キャロリン・キーン
訳者:渡辺庸子

  毎回思うのですが、この小説が、1932年に書かれていて、約80年も前の作品だとは思えないほど自由でしっかりした18歳の主人公です。
 現在も続いているというのもびっくりですが、日本で言うところの少年探偵団のような少女探偵です。
 さすがにジュブナイル系なので、殺人や残虐なシーンなどはありませんが、行動力があってすばらしいです。
 今回も家が爆発するというちょっとありえない事件から始まりますが、いたってシンプルに推理され解決に向かいます。
 ただし、単純に事件が進むだけでなく、複合的に事件が発生することで、複雑さが出てきています。
 ジュブナイルとなっていますが、大人で合っても十二分に楽しめます。
 

2010年9月6日月曜日

彼女は戦争妖精⑥

彼女は戦争妖精6 
著者:嬉野秋彦
イラスト:フルーツパンチ

 ウォーライク6巻になり佳境に入ってきているように感じます。
 まだまだウォーライクが何者なのか?ミンストレルの役割はとかわからないことは多いですが、物語は進んでいます。
 新た場登場人物は居ないようなので、まわり始めるのでしょう。
 伊織の新たな?力がキーになるのでしょう。 
 ただ、どんでん返しもありそうなので、様子を見てゆきたいところです。

2010年9月5日日曜日

覇権大戦1945 SCENE3

覇権大戦1945 SCNEN3 東欧侵攻最終作戦
著者:高貫 布士
学研M文庫

 覇権大戦も決着の3巻目。
 最後の決着は、普通は忌避することが多いのですが、権謀術数な世界ではもしかして、これが普通なのかも知れませんね。
 

2010年8月31日火曜日

購入

 読破巻数より購入巻数が勝っています。 早く消費をしなければ
 本日の購入は。

 零戦撃墜王 空戦八年の記録
 零式戦闘機
 彼女は戦闘妖精6

 の3巻です。
 8月は、どうしても戦記系統のものが多く出回っているので手に取る機会が増えることになります。
 ライトノベルは、コミックなみに発刊が早いです。
 読者の速度が作者について行けない状態です。 最近遅くなってきたのかも

2010年8月27日金曜日

フルメタル・パニック! 12

フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)
著者:賀東招二
イラスト:四季童子

  このフルメタも最終巻となりました。
  学園ミリタリー、ボーイミーツガールな話として、12年のようです。
  学園における軍事オタク的なドタバタものとしては、同じ富士見の樋口明雄さんのハイスクール重機動作戦(ちょっと題名忘れました)が始めにイメージされ、このフルメタルも同じ匂いを感じた作品でした。
 外伝的な作品は、そうでしたが、本編はいたって真面目に進み始めて、深く、重たい世界が創造されました。
 最後はきれいにハッピーなエンドで一安心でしたが、きれいに終わるのは難しかったのではと思います。
 最後は敵役でしたがレナードはしぶとく生き残ってほしかった気もしました。

2010年8月25日水曜日

氷結鏡界のエデン4 天上旋律

氷結鏡界のエデン4 天上旋律
著者:細音 啓
イラスト:カスカベアキラ

 氷結の4巻です。
 一つ前のキロクラスが一週間程度かかったのに比べると一日かからないのは、やはりライトで良いですね。
 今回は、巫女であるユミィの護衛任務を勝ち取るための試験を受ける会で、シュルティスは、大活躍ではありますが、チームの面々と伏線?や紹介となる面々が登場となっています。
 今は機械のイリスやかわいらしいユトの本来と思われる姿も垣間見えています。
 また、前作の黄昏とのリンクする部分も増えてきて(どのようにつながるかはまだ分かりませんが)展開が楽しみです。

2010年8月24日火曜日

キロ・クラス

キロ・クラス
著者:パトリック・ロビンソン
訳者:伏見 威蕃

 すこし時間がかかりました。
 パトリック・ロビンソンの軍事スリラーです。
 厚いです。 長いです。 最近、簡易にライトなノベルばかり読んでいたので、ちょっと疲れました。
 しかし。ライトにはない、重厚な世界観があり、人間関係がありいろいろな話に関連性があり面白さがあります。
 中国が購入するロシアの潜水艦 キロクラスを闇に葬り去るアメリカの話です。
 これだけでは、すごく悪役な米国ですが、それを感じさせない軍事情勢と人間性が描かれています。
 しかし、冷静に見ると酷いことをしているのは間違いないですが・・・

 ただし、英国人であるロビンソンがこれを書いているので、独りよがり感が無いのかも知れません。

2010年8月15日日曜日

フルメタル・パニック!11

フルメタル・パニック! 11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)
著者:賀東 招二
イラスト:四季童子

 長く続いたこのシリーズもとうとう完結にようです。
 オチャラケタ外伝もすきですが、突飛な設定内にシリアスさがある本編は楽しみにしていますした。
 完結巻の上巻ということで、さすがに収まりきれなかったところなんでしょう。
 下巻が出る前に詠み終われて幸いです。

 

2010年8月13日金曜日

女子高生ちえの社長日記2

女子高生ちえの社長日記2 M&Aが、やって来た!?
著者:甲斐荘正晃

 ビジネスのケーススタディノベルの第2弾です。
 社長業も板についてきた?ちえも新しい言葉をいろいろと覚えてきて、その言葉を違う視点(女子高生的な?)から会社に貢献してきているようです。
 最後は丸く?収まって終わりですが、先行きが大いに不安な会社となってしまっています。
 繰り返しになりますが、ビジネス用語を単純に解説するよりは、入門者向けにはノベルとして場面を意識させるのは良いことだと思いますが、ほとんどが一章一用語なので用語としては、少ないのが残念なところです。

2010年8月10日火曜日

これが、カイシャ!? 女子高生ちえの社長日記

これが、カイシャ!?女子高生ちえの社長日記
著者:甲斐荘 正晃

 ケーススタディビジネスノベルと銘打っています。
 ケーススタディというだけあって、会社、特に生産系の職場でよく使われる用語を社長の女子高生ちえが耳にして疑問に思うことで、解説しています。
 たしかに、聞きなれた5SやJIT、ISOやQCDなど知っているけれど、人に説明し難い用語を分かりやすく、たとえ話を織り交ぜながらの入門編です。
 学生や新入社員などの入門的に読ませるには良い本ではないかと思います。
 社会人数年生には、ちょっとどころか全く物足りないのではと感じますが、女子高生が親が無くなったことで社長を引き継ぐのは、話としては結構読ませる努力がされています。
 おもいつきなどが裏目にでず、良い方向に転がるのは少し予定調和すぎるきらいはありますが、繰り返しになりますが、なじめない用語に取り付くには良い教材かも知れませんね。(学生や新入限定で)

2010年8月8日日曜日

星図詠のリーナ3

星図詠のリーナ3
著者:川口士
イラスト:南野彼方
一迅社文庫

 今回の地図は、海図です。
 しかし残念なことにMAPに関することは端々に出てくるものの今回は、どっちかというと竜の話がメインになっています。
 リーナの持つ磁石と星図詠みのヒミツの一端が垣間見え、また、リーナの白地図も端のみの完成のまま、どうもシリーズは終了のようです。
 人気と帯にあったものの、あんまり売れていないのではないかとも思ってしまうところですが、伏線も張られたように感じる、竜に関する秘密は、どこかで開示されることを期待したいですね。

 

2010年8月6日金曜日

ファロットの休日

ファロットの休日 クラッシュ・ブレイズ
著者:茅田 砂胡

 クラッシュブレイズのシリーズもこれが最終巻のようです。
 シリーズ通してファロットのレティシアとヴァンツアーがそれぞれメインを張っているのは初めてではないかと思います。
 サブとしては、結構存在感がありもともとメインとなってもおかしくないようにも感じますね。
 また、今回の話の動機が面白いからとか興味が出たからとらしいところです。
 それだけキャラクターの性格付けが際立っているのでしょうね。
 非凡な才能を(世間的には、自慢できるものではないですが。)持っていることはうらやましい限りです。
 何かしら自慢できるスキルがほしくなったところでした。

2010年8月3日火曜日

ゼロの使い魔19

ゼロの使い魔19 始祖の円鏡
著者:ヤマグチノボル
イラスト:兎塚エイジ
MF文庫

 だいぶ佳境に入ってきて、伏線などもだいぶ明らかにされてきて、単なる色ボケの巻から進展の巻になったようです。
 っと言いながらも色ボケの気配は抜け切れていませんが・・・・
 
 敵であるエルフに捕らわれたけれどエルフにもエルフの正義(伝説)があって、たぶん始まりは一緒で、サイトの世界とも関連してきそうな気配です。

 ラブコメ?だからしかたないですが、もう少しシリアス路線もあって良いかなが感想です。

2010年8月2日月曜日

なれるSE! 

なれるSE! 2週間でわかる?SE入門
著者:夏海 公司
イラスト:lxy
電撃文庫

  そのままのネットワーク系SEカギョウをしているので、ツイ手にとっていますが、確かに本当でもあり、ちょっと過剰演出でもあり、いまだに都市伝説化しているSEの生態を補強しているだけなのか?
 言いたいことは多々あるにはありますが、これはこれライトノベルとしては良いかなと思います。

 ただ、読者世代的に信じられると問題もあるかな?

 ライトノベルやアニメ、物語好きの新入の方と話をすると、左記の世界をそのまま信じている人がたまにいます。
 その架空世界内では間違っていませんが、現実社会では、間違っていることを気がついていない。
 だいたいのものは間違っていても生活的にも仕事的にも問題が無いような雑学系の知識ですが、常識・非常識レベルのものがたまにあって驚愕させられることがありますね。

 今回のSEの専門知識的なものは、著者もSE出身ということで、良いのですが、少しライトとしては、敷居が高い本になっているかも知れませんね。

 

2010年8月1日日曜日

新編ことばの作法

新編ことばの作法
著者:外山 滋比古
PHP文庫

 ことばに注目をして、エッセイを集めたもののようです。
 ことばの使い方
 電話
 文書の綴り方
 手紙

  それぞれご自分の経験から身近な例をとって書いておられるので、共感するものばかりです。
  ことばやマナーの使い方や感じ方、普段の見かたとちがう面もあって視野がひろがる思いやウンウンとうなずきながら読了しました。

 

大伝説の勇者の伝説8 

大伝説の勇者の伝説8 壊れた魔術師の未来
著者:鏡 貴也
イラスト:とよた瑣織
ファンタジア文庫

 少しずつ終局に向かっている感じはしますが、いつ脱線して話が横にずれてゆくか、楽しみな伝勇伝です。
 外伝で出てきたキャラクター達も出揃っていて、どんどん収拾がつかなくなっているようですが、実際に決着はつくのでしょうか。
 なんかデウス・エキス・マキーナ的な伏線もあって、だんご絶対神が登場の予感もあります。
 あまり脱線しない程度で進んでほしいと思います。

2010年7月28日水曜日

覇権大戦1945 SCENE2

覇権大戦1945 SCENE2 日米英連合艦隊の強襲
著者:高貫 布士

 技術的な面も充実していますが、戦術、戦略面でも結構描きこまれていると感じる仮想戦記です。
 前半は鉄道に注目したロジスティックな話を中心に戦術的な面もありました。
 後半は、欧州戦線と戦艦に注目、また狙撃にも言及していますね。

 面白く読ませていただきました。

購入

・ゼロの使い魔19 <始祖の円鏡>

 ライトノベルです。 最近のものは結構なシリーズを続けているものが多く、これも19巻ですね。
 グインサーガとかローダンとか長寿シリーズはありますが、20巻前後というと、幻魔大戦を思い出しました。
 ただ惰性で購入している感が出てきたので、個人的には決着をつけてほしい気もします。

2010年7月22日木曜日

覇権大戦1945 SCENE1 B29シベリア空爆作戦

覇権大戦1945 SCENE1 B29シベリア空爆作戦
著者:高貫 布士
学研M文庫

 仮想戦記もので始めての著者のものになります。
 太平洋戦争を早期講和して、連合国側になって、ソ連とぶつかるという、ありがちな設定ではありますが、戦術面もそうですが、武器関連の記述が細やかでまた、単純な勝敗だけでなく、背景情報があって、面白く読めました。
 基本的に日本というか味方側が有利に進んでいるところがあるからかも知れません。
 次巻も購入しているので、続きを進めようかと思います。

2010年7月21日水曜日

購入20100720

 ・星図詠みのリーナ3

 すでにシリーズが終了したかも知れないと思っていたけれど、1年後とに出る程度の速度で出ているようです。
 他の人気のあるらしいライト系ノベルが3ヶ月程度で出ることを考えると普通の小説っぽくてよいです。
 背景情報や地図についてなど調べられているのかも知れません。

 最近、読むより購入数の方が多く、積読している山がまた増えてしまった。(かもしれない)

2010年7月17日土曜日

購入20100717

覇権大戦1945 SENCE2
みならい忍法帖 入門編
みならい忍法帖 応用編
フルメタルパニック11
武術「奥義」の科学
  
 

2010年7月6日火曜日

購入日記20100705

 ・とある科学の超電磁砲05
 ・六機の特殊 警視庁特殊部隊(黒崎 視音)
 ・スワロウテイル人工少女販売処(籘真 千歳)

 今回は、目に付いたのでが多いですね。
 とある科学は、同僚にお勧めされて、面白かったので継続購入です。
 六機は、著者の黒崎さんのROEを以前に読んでいて、緻密な展開と細やかな心理描写、あまりえがかれることの少ない戦闘に関する内容が気に入っていたので、今回も同じ面白さを期待しています。
 スワロウテイルは、電気羊というかブレードランナーの匂いを感じたのでそれに期待のSFです。

2010年7月4日日曜日

購入日記 7月2日

 読んだものだけで無く、購入して積読している書籍はなになの? って質問をもらったので、いまさら積読している山を崩すのも面倒なので、購入した書籍リストも随時書いてみようと思います。

 ・これがカイシャ!?女子高生ちえの社長日記
 ・女子高生ちえの社長日記PART-2 M&Aが、やって来た!?
 
 もしドラと呼ばれているビジネス書系のライトノベルが多く出ているようで、これも目に付いたので購入してみました。
 ライトベルばど認知されている小説や漫画、コミック世代が大人というか中年世代にまで上がってきているため、ビジネス書系もライトノベルなみの読みやすさやかわいらしい表紙や挿絵が必要になってきた?ようです。
 っというよりも堅いイメージでは手にとってもらえないのかも知れませんね。

 ビジネス書も含めて、堅いイメージの書籍のほうが含蓄あるイメージを持っているのはもう古い考えなのかも知れません。
 これらの書籍を手に取っている時点で、変わらないかもしれませんが、繰り返し分かりにくい文章を読むよりはイメージ化、図解化しやすくて理解しやすいのでしょうね。

聖剣の刀鍛冶6/7

聖剣の刀鍛冶6 #NewWorld
聖剣の刀鍛冶7 #Unrivaled
著者:三浦 勇雄
イラスト:屡那

 同僚に借りていたブラックスミスを雨で外に出られないため読みました。
 話の繋がりのある巻であったので、2巻分でひとつの流れでした。

 しかし、毎回、都市の自警騎士団が壊滅的なダメージを受けている気がしますが、
大丈夫なんでしょうか?
 近代的な戦争であったら部隊の3割の戦力が失われれば、ほぼ壊滅の判定を
下されるようですので、半数、全滅となると維持どころか滅んでいるといっても良いような
気がします。
 
 今回は、魔剣を作るための帝国の策謀なわけだったわけですが、本来の目的などが
見出せにくい部分があります。
 これらが次の伏線になっているのか楽しみでもありますね。
 勢いのある話で暗いメインテーマですが、ライトで楽しめました。

 

2010年6月23日水曜日

女子大生会計士の事件簿 DX.6 ラストダンスは私に

女子大生会計士の事件簿 DX.6 ラストダンスは私に
著者:山田 真哉

 文庫版になる前に読んでいてある程度終わっていたと思っていましたが、まだ決着がついていなかったようです。
 今回、6巻で最終巻です。

 会計関係の用語や会社をネタにミステリ仕立ての話になっていて面白いと思っていました。

 いろいろと疑問も提示されていたのか、主人公の萌実が本当に女子大生なのか?もテーマのひとつになっています。
 一応、恋も決着がついて、ハッピーエンド?でした。

2010年6月19日土曜日

召還教師リアルバウトハイスクール18

召還教師リアルバウトハイスクール18
著者:雑賀 礼史
イラスト:いのうえ空
ファンタジア文庫

 書名の召還がすでに意味を成さなくなってきているように感じてきましたが、今回が最後との予告でしたが、終わりきれなかったようで、次巻が最終の予定のようです。
 ソルバニアのエピソードを減らすか、外伝的なものにすれば結構短縮できたかも知れませんが、筆がノッテしまったような勢いがありました。
 ちょっと気になったのは覚醒者の位置づけが少し怪しくなったところですが、最後になにかあるのか楽しみではありますね。

2010年6月8日火曜日

彼女は戦闘妖精 小詩篇2

彼女は戦闘妖精 小詩篇2
著者:嬉野 秋彦
イラスト:フルーツパンチ
ファミ通文庫

 ウォーライクの小詩篇です。
 本編の狭間を埋める話になっており、ルテティアとさつきの話になっています。
 主人公である伊織君とクリスタベルは、完全な脇役です。(まあ当たり前ですが)
 といいながらも本編側にある程度ちりばめられている部分をまとめられていて、穴埋めのようで、世界観を補強しています。
 しかし、イラストの方に申し訳ないのですが、少し、挿絵のキャラクタの区別がつかなくなってきました。 イメージ認識力の低下でしょうか。 いろいろと自信がなくなってきています。

2010年6月5日土曜日

聖剣の刀鍛冶5 #5Sacrifice

聖剣の刀鍛冶5 #5Sacrifice
著者:三浦 勇雄
イラスト:縷那
MF文庫
 
 続けて読んでいると表紙がコスプレ的な感じを受けていたのですが、やはりそのとおりだったようで、
作者も次巻の表紙の姿を募集していました。
 今回は、副題のSacrificeとなっているように、各キャラクターの犠牲となっている面をクローズアップしたサブストーリー的?というかつなぎ的な話でした。
 全体的な話の進展はありませんが、それぞれが、立ち返って、それぞれを見つめなおす?ところです。
 ライトノベルだからでしょうか? コミック的な展開を感じます。
 
 しかし、このような巻があることで、世界観が深みを増してゆくとおもうので、たまには良いと思います。
 次巻からの展開はちょっと先が見えている感もありますが、それが裏切られるのかなど楽しみにも感じてきました。

2010年5月30日日曜日

神様のいない日曜日Ⅱ

神様のいない日曜日Ⅱ
著者:入江 君人
イラスト:茨乃

 1巻目が結構売れたのか、予告どおりに2巻目が発売されていました。
 久しぶりに新たな世界観を提供された気がしました。
 最近は、どこかで見たり聞いたりしたような気がするものが多かったのもあり、新しく感じています。
 また、主人公のアイだけでなく、周りのユリーやスカーなどがいるので、収まりがよくなっていると感じます。
 今回も死者のなかの生者でしたが、生者のなかの死者や死者の世界観の展開、決着どころも気になります。
 ハッピーエンドな展開が望ましくはありますが、今回提示されたように、アイ的にはバッドエンドな結末もありえそうです。 分かりやすいけれど考えさせられる話になりますね。

2010年5月25日火曜日

マンガ 化学式に強くなる

マンガ 化学式に強くなる さようなら「モル」アレルギー
著者:高松 正勝
漫画:鈴木 みそ
ブルーバックス

 ひさしぶりにブルーバックスを読みました。
 実際には、漫画ですが・・・
 
 表題、副題のように化学の初歩の部分を重点に書いてあり、モル数のところまでなので、ほんとに一歩目というところでしょうか。
 ただ、化学系がダメな人は、ここらあたらりの周期表、化学式あたりでつまずくように思うので、やさしい書籍なのかも知れません。
 ただ、文章や式で書き出すと1ページ程度の内容が、漫画になることで数ページから十数ページになってしまうところがありますね。
 それとストーリ性を持って説明を組み込むことはすごく難しいと思いますが、うまく性格付けをして当てはめていると思います。ね
 基礎とはいえ、結構忘れていることが多くあったことが、ちょっと悔しく思いました。
 

2010年5月22日土曜日

超日米大戦 下 ミシシッピ遡行大作戦

超日米大戦 下 ミシシッピ遡行大作戦
著者:田中 光二
学研M文庫

 超シリーズのひとつです。
 今回は、北米大陸に攻め込んでしたった結果、深みにはまってしまったシチュエーションです。
 超兵器が目白押しですが、やはりそれだけでは戦争には勝てないようです。
 最終的には裏技での講和となりますが、収集をつけることが難しい状態に陥ってしまったのでしょうか

 いろいろと発想や勢いがあるのでシリーズを読みつないでいます。
 まだまだ続くのでしょうか

2010年5月20日木曜日

コミュニケーションのための催眠誘導

コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する
著者:石井 裕之
光文社知恵の森文庫

 キャッチーな題名に釣られて手に取りました。
 題材は、恋愛、セックス、ナンパなどをベースにしているので、そちらの指南書やマニュアル本のようにもおもったのですが、至って真面目に書いてあります。
 著者は、催眠療法のセラピストのようでコミュニケーションが苦手なひとに手近な話題?を事例としての展開です。
 人間関係を構築するためのテクニックになるので、いろいろと応用が利きそうです。

 しかし普段のテレビやコマーシャルが分かってはいたものの、紹介されているテクニックを駆使しているのが分かるのは、違う意味で怖い気がします。

聖剣の刀鍛冶4 

聖剣の刀鍛冶4 #4.Hero
著者:三浦 勇雄
イラスト:縷那
MF文庫

 ブラックスミス4巻です。
 今回は、3国のひとつ、軍国からのしょうへいをうけて交易都市を離れます。
 ルークやリサ、セシリー、アリアがそれぞれの気持ちを意識して、明確にする巻となったようです。
 話の展開上仕方ないですが、それぞれは強くて弱く、気持ちを揺さぶられるイベントがあります。

 新たな展開がされますが、この勢いでは、次巻か次々巻ぐらいで終了となりそうです。(実際は続いているようですが・・・)

2010年5月17日月曜日

小惑星移住計画 宇宙暮らしのススメ

小惑星移住計画 宇宙暮らしのススメ
著者:野田 篤司
漫画:あさりよしとお

 題名につられて購入してした本です。
 そんなにすごいと思われることが書いてあるわけではありませんが、宇宙で暮らすをテーマに分かりやすく、ちょっとしたことばかりですが、地球上では思い描けない宇宙や軌道上での、また小惑星帯で暮らすことになったらなど、いますぐ先の未来として夢を語れる内容となっています。

 現実的には、まだ先の未来かもしれませんが夢が膨らむ本でした。

2010年5月15日土曜日

星図詠みのリーナ2

星図詠みのリーナ2
著者:川口士
イラスト:南野彼方
一迅社文庫

 製図のたびの第2弾、今回は、山手の町で恩師が領主を務めてい都市へのたびです。
 今回も地図、地勢をヒントに困ったことである難民、移民とエルフとの交易(外交?)問題を解決します。
 考え方、話の組み立ての土台が地図を中心になっているので、もう少しマッピングだけでなく、もう少し地勢的な考え方も取り入れるともっと広がりが出て良いかなと思います。
 ライトノベルとしての枠やページ数などの縛りがあるのでしょうが、力を入れてほしいところです。

2010年5月11日火曜日

聖剣の刀鍛冶3 #3.fool

聖剣の刀鍛冶3 #3.fool
著者:三浦 勇雄
イラスト:屡那
MF文庫

 すこしずつ世界や国、人間関係、魔剣精製のヒミツが明らかにされてきています。
 ただし、謀りの会話の中からのなので、実は独りよがりのとか単なるだましのになるかも知れませんが・・
 すこしセシリーも挫折?(辱め?)から主人公らしい開き直りも出てきました。
 ジークフリードもあらかさまに悪役で良いのかちょっと不信感が出てきていますが、伏線になっているのか、そのままなのか違う意味で楽しみになってきました。

2010年5月8日土曜日

ねこ耳少女の相対性理論と超ひも理論

ねこ耳少女の相対性理論と超ひも理論
著者:竹内 薫
漫画:松野 時緒
執筆協力:藤井かおり

 前回の量子論の続きになる科学解説漫画です。
 性格上、あんまり深くは解説できていませんが、この値段と数十分で読み終われることを考えると充分なのかも知れません。
 繰り返しになりますが、科学系ネタへの入門というか取っ掛かりになるのであれば、良い教材だと思います。
 話の展開には、ほぼ必然性は感じられませんが、うやむやに導入されながらも説明に突入する部分には少し強引ですが、それでも読み進めるのに苦になることも無いので、そのような理論があると、興味をひきつけることにはなりそうです。
 もっと理論について、知りたければ、これを取っ掛かりとして、次の文献を手に取れば良いでしょうね。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない6

俺の妹がこんなに可愛いわけがない6
著者:伏見つかさ
イラストかんざきひろ

 俺の妹も6巻を数えることになりました。
 今回の帯には、「アニメになるよっ!!」とのこと、いろいろとメディア展開が進んでいるようです。
 今回は、米国から帰国した、桐乃をメインに!とはおもいつつ、結局は周りのメンバー紹介的な展開のようです。
 前巻からのブリジット、加奈子、そして、赤城兄妹、赤城兄妹はキャラが明確すぎて結構笑える役どころで、ちょっと楽しみだったりします。
 沙織は、伏線通りだったり、小学生のリアは、コメントはしなくてもそのままですしね。
 今回は、桐乃を中心に回っていながらも周りのキャラの回であり、今後の伏線と思われる部分が満載です。
 かつ兄は思ったより振り回されたりの活躍は減少です。
 一番気になっている麻奈美は、あんまり出てきませんでした。

2010年5月5日水曜日

日朝、もし戦わば 上、下

日朝、もし戦わば 上、下
著者:濱野 成秋
ゴマブックス

 北朝鮮との戦争に至るまでの前哨戦的な小説です。
 初めから北朝鮮が敵前提でストーリーが進むので、わかりやすいながらも、少し引っかかりました。

 それらを置いておいても、ありえそうに感じる世の中の動きを描き出していると思います。
 特に軍事的(テロ的な?)な活動においては、現在の弱い部分を突いていると感じさせる部分がたぶんにありました。
 特に自分の態度や言葉が自分を縛って、相手に有利にしかなってゆかないもどかしい部分を感じました。

2010年4月29日木曜日

超日米大戦 上 米本土攻略計画

超日米大戦 上 米本土攻略計画
著者:田中 光二
学研M文庫

 田中光二さんの超シリーズです。
 今回の題材も太平洋戦争ですが、いきなりの米国本土攻略です。
 灰色の方もほぼしょっぱなから登場で、完全にロジスティック担当です。

 今回も日本の兵器ベースの超兵器登場で、ハワイの無血占領して、米本土です。
 毎回ながら思考シミュレーションとしては、面白いと思います。
 しかし、ある程度のものが必要とはいえ、超兵器すぎるのも気になります。
 けれどつりあわないのかな 続きが楽しみです。

ねこ耳少女の量子論

ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理学
著者:竹内 薫
漫画:松野 時緒
執筆協力:藤井かおり
PHP研究所

 先日の軌道エレベータを読んだためではありませんが、とっつき易いノンフィクション系の話をと思ったけれど数式や技術論を読むのも疲れそうだったので、平積みになっていた本を手に取りました。

 一時期、SFやブルーバックスで似たような題材のものをいくつか読んでおり、理解できない部分がたぶんにあるなぁという思いもあって、内容は薄くてもイメージの湧きやすく分かりやすく描かれているだろうと感じたのと、奥付の著者達がみんな猫好きでの紹介文を見てそれならとおもったのもあります。

 ちょっと物足りないところもありましたが、量子論の入門というか取っ掛かりとしては、やさしく分かりやすく出来ていると思います。
 かつ、ありがちな方程式を多用して詳細の説明に入るわけでなく、基本と思われる事象、現象を押さえられているのはすごいかなと思います。
 これで興味を持てば、次の本なりを手に取ることになるでしょうね。
 私は、題材にしたSFを掘り出して読み返すか、同じように掘り出したブルーバックス系書籍を読み返してみようかなと思いました。
 これで、この値段であれば、まずまずではないでしょうか
 

軌道エレベーター 宇宙に架ける橋

軌道エレベーター 宇宙に架ける橋
著者:石原藤夫・金子隆一
早川書房

 以前、ハードカバーの書籍を見て、読んでみたいと思い図書館を回ったことを思い出し、結局図書館には見つからず、読めなかった記憶があります。
 文庫版が出ていたので先日購入していたのを手に取りました。

 最近では、アニメやSFで普通に出てくる宇宙エレベーターです。 私も始めて目にしたのは、SFマガジンの小説であったと記憶していますが、内容は覚えていません。
 スペースコロニーのノンフィクションエッセイそうですが、真面目に物理的にやさしく解説がされています。
 材料的な問題点はまだあるかも知れませんが、経済的、政治的な(主に作成目的?)が問題がクリアされれば、現時的に作れそうな気がしています。
 SFは好きだが、物理学や数式に弱い私としては、うれし、痛しの本ですね。
 
 SFとしてのアイデアを利用、発展させたものの紹介もあるので、あらためて手に取ってみようかと思います。 

2010年4月26日月曜日

鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム

鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム
著者:雨木シュウスケ
イラスト:深遊
富士見ファンタジア文庫

  いつの間にか気が付かないうちに第3部になっていたようです。
 たしかに前巻で、決着らしきものはついていたので言われてみればって処ですが、ストーリの中でも季節が変わり、学園も学年が変わり別れと出会いの時です。
 っとあまり新たな登場人物が増えたわけではありませんが、ツェルニとグレンダン以外の都市にもひろがって行くようです。
 都市間の連絡もままならないようでいて、思ったより緊密に連絡が取れているようでいてちょっと世界観がつかめなくなってきました。 読解力の低下をきたしているのでしょうか
 あらためて読み直したほうが良いのかも知れません。
 どちらにしても主人公?(のはずの)のレイフォンは全く活躍しませんでしたね

2010年4月25日日曜日

聖剣の刀鍛冶 2BlackSmith

聖剣の刀鍛冶 2BlackSmith
著者:三浦勇雄
イラスト:屡那

 まとめ読みなので2巻目です。
 エピソードを重ねながら、世界の謎というか本質が明らかにされていっています。
 今回は、世界の本質であるヴァルバニルがなにで、ルークが何者であるかが明らかにされました。
 しかし、まだセシリーがどのようにかかわってくるのかは分かりません。(主人公ですが)
 また、主人公なのにバカをウリに感情に流されるキャラにどんどん色付けが強化されていっています。
 これからの成長とのギャップなのかもしれませんが、経験、知識、腕前がすべて無いのですからもっと他に何かほしいところです。
 あぁ、没落しているけれど、家柄と埃、負けん気は十二分にあるようです。
 けれど、やっぱり主人公は、ルークでヒロインは、リサ(リーザ)で、セシリーの語りなんですよね。

風の聖痕Ignition6 ヒミツのカンケイ 

風の聖痕Ignition6 ヒミツのカンケイ
著者:山門 敬弘
イラスト:納都 花丸
富士見ファンタジア文庫
 
 風のスティグマ短編集の6巻目です。
 これが最後の・・の帯が付いていて、何だろうと思っていたら、著者がお亡くなりになっていて、最後ってことでした。
 本編の方もしばらく出ていないなと思っていたのですが、そのようなことになっていたなんでびっくりとしてしまいました。

 内容は、短編集なので、本編と違って簡潔でユーモア度アップの作品郡なので楽しめました。
 これが、終わりとなると寂しい限りです。

2010年4月22日木曜日

氷結鏡界のエデン 3黄金境界

氷結鏡界のエデン 3黄金境界
著者:細音 啓
イラスト:カスカベアキラ
富士見ファンタジア文庫

 新たな登場人物も登場して、新たな謎や見えて来た世界と広がりを見せてきています。
 主人公のシュルティスは、相変わらず無茶を続けながらも階段を駆け上がっているようです。
 
 やはりエリエが一番キャラが立っていて良いですね。
 イリスも良いアクセントになっていて、いろいろとキーにもなりそうです。
 
 前作の黄昏とつながりのような描写もあり、続きが楽しみなシリーズになってきました。

2010年4月20日火曜日

聖剣の刀鍛冶

聖剣の刀鍛冶 
著者:三浦 勇雄
イラスト:屡那
MJ文庫

 しばらく前にアニメをやっていたらしい、「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」を読み始めました。
 題名が鍛冶屋なので、鍛冶屋さんが主人公なのかと思ったら、ちょっと違いました。
 どうも鍛冶屋が打った刀を使う女性騎士が主人公で、鍛冶屋は特別な秘密を持っている感じですね。

 表紙を見直すと #1knightと記述が・・・
 
 確かに何冊かまとめて手元にありますが、もともと続くの前提のものだったのですね、だから中途半端な感じな終わり方だったようです。
 まだまだ読めていないようです。

2010年4月13日火曜日

ダーティペアの大帝国

ダーティペアの大帝国 ダーティペア・シリーズ7
著者:高千穂遥
イラスト:安彦良和

 文庫版になって手に取りました。
 最近は、自転車関係の本を出しているので気にしていましたが、このシリーズが続いているとは思いませんでした。
 そういえば、大征服は完結をしていなかったのを思い出しました。
 まま、ピカチューな世界もびっくりしますが、ジャンル問わない知識というかアンテナの張り方がすごいなぁとあらためて思います。

2010年4月7日水曜日

星図詠のリーナ

星図詠のリーナ
著者:川口 士
イラスト:南野 彼方
一迅社文庫

 マッピングをメインにしたファンタジーってふれこみでしたので、手に取りました。
 最近、ファンタジーファンタジーしたものを読んでいなかったのでね。

 ある程度期待どおりに中世ファンタジーな世界でした。
 
 好ましいのは、地図が好きなだけあって、歩測やマッピングをちゃんと取り上げているところです。
 ここらあたりは、初期のRPG系ゲームを彷彿させます。
 最近、ゲームでマッピングをすることは、ほぼ無いですが、地下迷宮(ダンジョン)や島レベルのマッピングを書き出したのを思い出しながら、楽しむことが出来ました。
 しかし、ドラゴンは、神話的な世界として登場させないほうが良かったかなというのがちょっと残念に感じたところでしたね。
 

2010年4月4日日曜日

彼女は戦争妖精5

彼女は戦争妖精5
著者:嬉野秋彦
イラスト:フルーツパンチ
ファミ通文庫

 今回は、登場人物も増えています、キーマンだと思っていたハーン君の退場から始まって謎の多そうなミントレルのメンバーも出揃ってきたようで、佳境に突入のようで、まだまだ主人公のレベル不足のようにも感じられます。
 ただ、何かしら食べているシーンが多いのでお腹が空いているときに読むとちょっと悩ましくなりますね。 今回も夕食前に読んだのでちょっとインパクトがありました。

ジョン&マリーふたりは賞金稼ぎ 結婚しちゃいました!!

ジョン&マリーふたりは賞金稼ぎ 結婚しちゃいました!!
著者:枡田省治
イラスト:水玉蛍ノ丞
ハヤカワ文庫

 ノリの良いライトな感じのファンタジーでした。
 立場的には、主人公になりにくい騎士学校の騎士になれなかった卒業生と親が偉いさんの娘の
魔法使いが結婚をするためにファンタジー世界を冒険する。
 著者は、ゲームのデザイナーをやっているようで、確かにゲームのRPGを彷彿させるイベント続出の話でした。
 後書きにも書かれていますが、たしかに冒険に出る目的が軽いのですが、一般的にはありそうな目的です。
 まあ、解決手段がありえないですが、これからも続きそうで面白いですね。
 

2010年3月31日水曜日

近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」

近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」
著者:原田曜平
光文社新書
 
 題名が気になり手を取りました。
 特に帯に30代以上には分からない人間関係の劇的変化なる分が、、、

 ゆとり教育がいろいろととりざされて、若い人がダメとは思わないものの考え方や行動様式の変化はあるのは感じていました。
 それをある程度拾い上げられており、いろいろと考えさせられる情報を提供している本でした。
 ただ、目新しい題材は無いのですが、喉に引っかかった感じのものを言葉にしてくれた感はありますね

2010年3月25日木曜日

とある魔術の禁書目録20

とある魔術の禁書目録20
著者:鎌池和馬
イラスト:灰村キヨタカ
電撃文庫

 だいぶ大詰めになってきた感があります。
 レベルゼロの彼もなにかとパワーアップして、不自然に強くなっているし、第一位のアクセラレータも良い人な感じですし、いつの間にか一翼を担っているスキルアウトな方もいる。
 これらがそのようにまとまってゆくのかは楽しみなところがあります。

 どんどん上層部系列の人たちが悪者化が進んでいるのは、決着をつける何かがあるのかも知れませんね。

 ライトノベルでは考えにくいほど登場人物が増えたこの話も主従逆転的な趣もあり、途中あった倦怠感も取れてきたようです。
 このまま一気に結んでほしいところです。

2010年3月20日土曜日

狼と香辛料14

狼と香辛料14
著者:支倉凍砂
イラスト:文倉十

 狼と香辛料も14巻になりました。
 どうも旅も期限が迫ってきていて、先行きも見えてきた感があります。
 しかし、楽しみにしている原始経済的なネタは減少気味です。 今回も最後に少し信用為替について出てきますが・・・ ちょっと残念です。

2010年3月13日土曜日

キラー・エリート 極秘諜報部隊ISA

キラー・エリート 極秘諜報部隊ISA
著者:マイクル・スミス
訳者:伏見 威蕃
集英社文庫

 米国の秘密諜報部隊でるインテリジェント・サービス・アクティビティ(ISA)の部隊のノンフィクションです。
 米国の特殊作戦には、情報収集部隊として活躍しているようです。
 情報の収集だけにとらわれづ、ロジスティックのように集積、集配も大事であることが書かれており、普段の仕事や組織について考えさせられることばかりです。
 ただし、米国の特殊(秘密)作戦の裏方の話ではあるけれども、思った以上に米国の裏側が赤裸々に語られているので、表に見える以外の闇が多く見えたのが怖かったですね。
 日本にも同じような世界があるのであろうかと、無ければ無いで問題な気もするのでどかと思います。
 現在でもいろいろと軍事から転用されたものが多いですが、情報収集に関してもHUMINT、SIGINT、横の繋がりなど普段の組織的なことと全く同じことが同じように起こっている。
 これらを認識して、理解することで、自身や世の中が見えてくるのだろうと、本当に考えさせられます。

 しかし、このような情報が普通に出版される米国のすごさ、怖さ、あらためて感じますね。
 

2010年2月27日土曜日

フラン学園会計探偵クラブ Report.1

フラン学園会計探偵クラブReport.1
著者:山田真哉

 女子大生会計士の事件簿の続編的な話でした。
 商業系学校には、簿記部なんてものがあるなんて全く知りませんでした。
 世の中知らないことが多くあることはそれなりにありますが、結構そんなものがってものがあるようです。
 内容的には、確定申告をネタに税金を考えさせるものです。
 この関係で学園物語は、ちょっと苦しそうですが、萌ちゃんがすべてチャラにしている感もありお話と手は面白いものでした。

2010年2月24日水曜日

日本沈没第二部

日本沈没第二部
著者:小松左京+谷甲州

 いまさらながら積読していた日本沈没の第二部を手に取りました。
 すこし第一部の部分で忘れていたところがありましたが、常々日本の行く末みないなコメントをされていたので興味深く読みました。
 実際に書かれたのは、谷甲州さんなので、文体は、谷節がでています。
 さすがにいろいろと情報収集をされているようで、ちょっとしたところで学術的に切り込んでいると思われるところが満載です。
 面白く、一気に読み終わってしまいました。

2010年2月18日木曜日

不肖・宮嶋 史上最低の作戦

不肖・宮嶋 史上最低の作戦
著者:宮嶋 茂樹
文春文庫ブラス

 カメラマンの宮嶋さんの自衛隊従軍?、PKOなどの取材時の話です。
 実際の週刊誌の記事と写真を見ていないので、取材の内容がどこまでほんとでどこまで冗談で、ネタなのか分からないところもたぶんにありますが、現地、現場にいたからこその話が多くありました。
 好きだからこそのものばかりで面白く読みました。
 

2010年2月11日木曜日

大伝説の勇者の伝説 7 初恋と死神

大伝説の勇者の伝説7 初恋と死神
著者:鏡 貴也
イラスト:とよた

 え~っと最近進展が速いです。
 伏線張っていたと思われる謎がどんどん解明されてきています。
 しかし、肝心の部分は、まだまだぼかされていて、  な展開です。

 どんどん暗く、悲惨な方向に進んでいますが、それを感じさせない描き方はライトで好感触です。

 ただ、影になって動いていた表に出てこないキャラクタは、表に出てくると、退場するようです。
 今回、お父さん、お母さんがそんな雰囲気でした。

 アニメ化もされるようでどのような決着になるのかは楽しみです。

2010年2月4日木曜日

神さまのいない日曜日

神さまのいない日曜日
著者:入江 君人
イラスト:茨乃(シノ)

 第21回のファンタジア大賞を受賞した作品です。
 神様に見捨てられた世界で、主人公の少女は世界の終わりを守っている墓守で、終わりを求めている少年?と出会う話です。
 ちょと分かりにくい世界が構築されていますが、2巻も決まったようなので、世界の説明がわざとぼかされているのでしょうか?
 じっくりと世界の説明がされることを期待して、
 
 とりあえず読みやすくストーリーも追いやすくなっています。
 個人的には、謎は謎として残しながらも、背景の説明がもう少しちりばめられると良いかなぁ
 ページ数の問題のあるかもしれないが、強引に話を進めている感のある部分もあるので、見れば分かる部分、なんかあるとよいな。

 

2010年1月30日土曜日

もし高校野球の女子マネジャーがドラッガーの「マネージメント」を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネージメント」を読んだら
著者:岩崎 夏海
ダイヤモンド社
 
 気になって手に取ったものの、ダイヤモンド社もとうとうライトノベル系に手を染めてしまったなぁと、まず感じました。
 実際にドラッガーのマネージメントは、まだ読んだことは無いですが、組織やビジネス書関連に良く登場する名前です。
 引用が多いので、引っかかりはありますが、ドラッガーを含めて、マネージメントに関する入門書には良いかも知れません。
 分かりやすい、ありがちなストーリーの中に程よくマネージメントの言葉を引用して、溶け込ましています。
 最近のライトノベルや新書系の傾向もありますが、何事もとっつきやすく噛み砕くのが良いようです。
 やりすぎると本来の意味を捻じ曲げ、誤解の元のなりますが、それもまた理解につながると思うので良いことなのかも知れません。

2010年1月29日金曜日

蟹工船・党生活者

蟹工船・党生活者
著者:小林 多喜二

 前々から一度読もう、読もうと思いつつ手に取らなかったこの一冊。
 とうとう手を出してしまいました。
 
 蟹工船は、近代の工場での虐げられた生活を切々と描かれていて恐怖を感じました。
 全体(集団)での気持ちの高まりなど、個人個人の心情などを細やかに描かないからこそ感じるところがありました。
 逆に個人個人の部分が描かれてこないからこそ一線を引かれた感じも受けました。
 労働者側の視点、集団の視線なので、張りだされただけの監督 浅川の横暴さが際立っていますね。
 また、付記されている後日談(数日後?)もあるから心 安からになる部分となんか残念に思う部分があり、共感できる部分、 すべて半分半分で、落ち着かないところもありました。

 党生活者は、共産党員の一人称で書かれていて、いまどきの間隔でいうと、テロリストなどの犯罪者が、潜みながらも自分の正義を貫いている生活です。
 独りよがりに感じる部分もたぶんにありますが、当時の共産党(共産主義)への弾圧や世相がなんか感じられます。
 著者自身も警察に虐殺されたようで、ほとんど著者自身の生活を描いていたのかも知れませんね。

 しかし、現在でも労働組合の用語で利用されているもの含めて、この時代に確立されたものが多く、今でも引き継がれていると思います。
 日本は、民主主義ということになっていますが、日式共産主義のようにも思うな。

2010年1月27日水曜日

ゼロの使い魔18<滅亡の精霊石>

ゼロの使い魔18<滅亡の精霊石>
著者:ヤマグチノボル
イラスト:兎塚エイジ
MF文庫

 そろそろ終盤で決着かと思っていましたが、ストーリー的にはドンデン返してきな内容でした。
 あの敵役と思われるアノ人が・・
 虚無の意味などが・・・

 と展開が一気に進み始めています。
 才人とルイズ、また人間関係は、グタグタですけどね。

 もう少し、っと思われますが、決着を待ちたいところです。

2010年1月18日月曜日

日本崩壊 上/下

日本崩壊 上/下
著者:御堂地 章
ハヤカワ文庫

 2001年に2003年の近未来として書かれたミステリ?です。
 なにか今の世相を完全に先読みをしたような感じを受けた無いようでした。
 政治と経済のサスペンスタッチの作品で、連立与党が選挙で負けるのが見えているのでその起死回生を図って、いろいろと手を尽くす。 それが、政治的、経済的に日本を崩壊に導くことになってゆく。
 公共工事で日本が崩壊に向かってゆくなど、すでに間に合わなかった感もあるところですが改めて現在の日本が危ういのではないかとつくづくと考えさせられます。
 ここまで、危機迫る状態でないことを祈りたいですが、すでに手遅れになっていないか心配な内容でした。

2010年1月11日月曜日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤

俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤ 著者:伏見 つかさ
イラスト:かんざきひろ
電撃文庫

 なんやかやで5巻も出ています。
 今回は、ヒロイン?の桐乃さんは出てこず、黒猫さんと赤城さんの妹メインの話です。
 初ではないもののしっかりとした位置を獲得したゲー研の部長やもう一人の妹さんに振り回される恭介さんです。
 相変わらずの兄貴ぶりで妹が変わろうが同じ立ち位置は変わらないようです。
 最後の章では、しっかりと桐乃妹の世話を焼くところも・・ですが、3巻までと4巻とも趣向が変わっています。
 しかし、それぞれの妹の性格を把握してきたようで、振り回されているようでコントロールが進んでいる気もしました。

2010年1月7日木曜日

海軍士官クリス・ロングナイフ 新任少尉 出撃!




海軍士官クリス・ロングナイフ 新任少尉 出撃!
KRIS LONGKNIFE : MUTINEER
著者:マイク・シェパード(Mike Shepherd)
訳者:中原 尚哉
早川文庫


 初めのほうを立ち読みして、ハードな海兵隊(女性だけど)の立身出世系の話のようだったので
表紙は気になりながらも購入しました。
 ノリはよく、最近のライトノベルのようにスピーディーな展開で面白い内容でした。

 しかし、ハードな描写は初めの章でおわり、先祖や親の七光りを利用して、・・・になっています。
 表紙(下)は日本のものですが、描写では、クルーカットで男性の隆々とした筋肉が張りだした兵士と
同じ程度の胸の女性ってことになっていますが、ちょっとギャップがあるようです。
(だいぶかわいらしく変わっています)
上は、ペーパーバックの表紙ですが、これは描写に近い感じもします。

 結構、人気のシリーズのようで、2004年に出版後、7巻ほど続いているようです。
 訳者のあとがきには、著者は、出版時のカバーイラストには、「なるべくでかい銃を持っている女の子」を書くように注文しているようです。
 日本のアニメやコミックなどに影響されているのでしょうか? それとも海外でもそのような流れがあるのでしょうか?  

2010年1月5日火曜日

沖ノ鳥島爆破指令

沖ノ鳥島爆破指令
著者:大石英司
中公文庫
 
 今回もサイレントコアの活躍です。
 日本の最南端である沖ノ鳥島です。 島と名が付いていますが、さんご礁のリーフに囲まれた露岩のようです。
 これを爆破することで、日本の領土(経済水域)の減少させようとするたくらみを阻止する話です。
 話としてはは、非常に面白かったのですが、テロリストの安易な目的と、良いタイミングで数少ないサイレントコアの部隊が配置されていたことが少し気になりました。
 しかし、前回の魚釣島奪還作戦と同様に普段ニュースにならない日本の隅に目を向ける機会と考えればいろいろと考えさせられるものでした。

2010年1月2日土曜日

魚釣島奪還作戦

魚釣島奪還作戦
著者:大石英司
中公文庫

 尖閣諸島の魚釣島に中国の軍隊(私的となっている)が実効支配をために立てこ持っているのを海上保安庁と自衛隊が駆逐する話です。
 それのメインチームが、サイレントコアと呼ばれる原発テロに対応するための特殊部隊が活躍します。
 日台中の領土係争地で、日本の領土と国際的には認められていますが、台湾、中国は、それぞれ領有を宣言しているようです。
 結構ニュースになりながらも認識の薄い地点ではありますが、地図上は、ほんとうに目の前が台湾ですね。
 この話では、自衛隊(サイレントコア)の活躍で、魚釣島が守られるわけですが、外務省や国の対応がお話のとおりであると実効支配的に日本の領土は減りそうに感じてしまいます。
 竹島も北方領土もそうですが、しっかりと実効的な管理が出来ていないと主張も弱くなってゆくのが世の中ですので、もっと国際的な視点でニュースなどを見てゆくべきなのでしょう。